コメントをいただいた。
課題の分離をして、傾聴をして子供の関心に関心を向けて雑談ばかりの日々を過ごしていました。
グラフ通りに回復しています。
今までは一日出かけたら一日家にいたり、
2日出かけたら3日家にいたりしていましたが、
少ない時間でも子供に集中して雑談を楽しんでいたらすごく元気になってきました。
10日間毎日外に散歩に行っても崩れず
暇だ暇だと言っています。
超スモールステップでいきたいと思います。
もうさ、最高かよ!
子どもに寄り添う親の行動
たまたまこのコメントを取り上げたけど、他にも似たようなコメントを書く人がいるんだよね。
上の記事に限らず、ちょくちょく見かける。
最高かよ!(2回目)
こんな親御さん、たくさんいらっしゃるんだよね。
子どもがつまずいているときに、上手に寄り添ってくれる親御さん。
まず、親の課題と子の課題を分離している。
これって子どもから見ると、親御さんが安定してるってことだ。
親の気分で、親の不安をぶつけてきたりしない。
そして子供の関心に関心を向け、同じことを共有してくれる。
子どもは嬉しいけど、親としてはコレ結構、いやかなりツライんですよね。
親は子の関心(ゲームとかyoutubeaとか音楽とか)に興味がないことが多々あり。
ホント、ありがとうございます。
しかもというか、だからというか、雑談だし。
核心を突かないでいてくれる。
雑談って、正解がない。
成功も失敗もない。
どんな話でもOK、つまりどんなあなたでも受け入れますというメッセージになる。
最高かよ!!!(3回目)
もうさ、僕の親になってください。
ほら、僕は親ガチャミスったクチだから。
こんな親がほしかった。
今世はもうダメなんで、来世でよろしくお願いします。(キモい)
子ども嬉しい!
それは冗談として、真面目な話さ。
こんなふうに接してもらったら、子ども嬉しいよね。
超嬉しいと思うんだよ。
- 精神的に安定した親が(課題の分離ができているから)、
- 趣味を共有してくれて、
- 自然に居場所を提供してくれる(安心して雑談できる)。
しかも、超スモールステップの社会復帰(自分でも後ろめたく思っているハズ)を、急かさず見守ってくれる。
超嬉しいんじゃない?
その子、超嬉しいと思うんだよね。
外来でも思うんだ。
こんなふうに接してもらったらこの子はさぞ嬉しかろうって場面がある。
僕はどうしても子どもの目線に立ってしまうんだけど。
その視点で見ると、そりゃ子ども嬉しいよな、と思う。
実際、こんな子の回復は早い。
上がったり下がったりしながら、でも順調に回復していく印象がある。
多分、足場がしっかりしているから。
「親は味方」って心から思えてるから。
やっぱりすべての出発地点は家庭なのだ。
親がアリアハンであり、宿屋だ。
そりゃ冒険も捗るよなーと。
当事者になると客観視が難しいけど、第三者からはよく見える。
こう接したら子どもは嬉しいよなーって。
もちろん上記が全てじゃなくて、子どもによっては背中を押してほしいとか心配するそぶりがないと逆に心配とか、諸々あると思うけど。
とにかく、「これをされたら子どもは嬉しいんじゃない?」って行動を、僕は発信していきたい。
無関係な(第三者ってこと)(無関係だから見える景色がある)大人として、僕にできることだと思う。
親御さんも、「これをされたら子どもは嬉しいか?」という視点で接し方を工夫すると、うまくいくかもしれません。
エネルギー満タンなのに動かない子
以下、余談です。
関係ない人は読み飛ばして、今週のジャンプを読んでおいてください。
Dr.ストーンが月に出発しそうで激アツです。あと最近ロボコ好き。いや、前から好き。
エネルギーを貯めましょうという話をすると、必ずといっていいほど言われる。
ゲームやアニメなど趣味に忙しく、それで満足している様子です。
今までも何度か書いてるんだけど、読んでない人もいると思うので再度書く。
①本当にエネルギー溜まってる?
まず、本当にエネルギーが溜まっているか確認してください。
家では余裕そうに過ごして見せて、でも実際はエネルギー枯渇中って子も割といます。
親に対しええかっこしぃ。
心配かけないようにとか、実は親に不満がある子もいます。
言わないだけで。
病院だと「全然エネルギーない」と教えてくれたり。
その子、どうでしょう。
本当にエネルギーが溜まっていて、それでも動かないと確認が取れました?
OK、それなら以下の可能性を考えてください。
②ASD
ASDの子は、人に興味がない(薄い)。
マイワールドで好きなことに浸っているのがハッピー。
だもんで、暇になっても動き出さない。
ほとんどの子は、暇に耐えられず人を求めて外に出ていく。
人は人を求めるってやつね。
対してASDは、「社会復帰したい」というモチベーションが湧かない(薄い)。
家でイラストを書いたり好きなゲームに没頭しているのが一番ハッピー⭐︎
だから動かない。
こんな子は、少し背中を押す必要がある。
この子に適した規模の社会に、大人がひっぱっていく。
もちろんそれでいい。
僕もそうするんだけど、でも本当にそれでいいのか、ちょっと引っ掛かりながら……。
③境界知能
知的にボーダーな子。
この子たちも、自分からは動き出さなかったりする。
暇なんだよ?
暇だ暇だーとは言うんだけど、実際暇なんだけど、じゃあどうするかって考えると思考が止まっちゃうんだと思う。
どうしていいかわかんない。
こんな子も、上手に背中を押す必要がある。
「具体的にこうしよう」って提案して、レールに乗せてあげた方が良かったりするタイプだ。
設計図派よりレンガ派が多いので、まず動いてみると視界が開けたりする。
P先生優しいなあ。来世と言わず、今世でもこれからたくさん幸せになってください。
『三月のライオン』の零くんにとってのひなちゃんみたいな人が、案外身近にいるんじゃないかと思ったり。
私は、どーんと構えていたいけど、心配性が仕様なので、つい余計なこと言ったりしたりして子どもにウザがられたり、ダメ出しされたりがまだあります。でも、おかげさまで以前よりはかなり減ったハズ。
宿屋のおばちゃんでイメトレします。
先日、うちは30%かな、暇だと言い出し動き出したな~と思ったら、使いきってまた充電に入りました。いきなり突っ走ったんですよね、私も先生方もびっくりするくらい(笑)
でも、それにより、本人が頑張り過ぎたら動けなくなることも把握できたし、やはり、繰り返しながら少しずつ進んでいくんだなと再認識できました。超スモールステップでいきますね。
モスさんの「救われたお母さんの多さ 気付いて」
に賛同です\(^o^)/
我が子はまだ小さいので いろいろこれからですが、先生のブログは誰にでも関係し得る内容です。
そしてここに書かれる皆さんのコメントも、ナマの声で大変勉強になります。
こういった場を作ってくださっていることに本当に感謝です。
妄想。来世は先生がお兄ちゃんだったら嬉しいですねー。
絵に描いたような優しい長男兄ちゃんがいて、
先生が次男兄ちゃんで。
はじめまして。
いつも参考にさせていただいています。ありがとうございます。
うちの娘は不登校になり1年以上経過しますが、まだ動きたいという気配がないように思います。
親が不登校を受け入れるのが早かったおかげか、色んなことに大分ふっきれていて毎日大好きな絵を描いたり楽しそうに過ごしています。
その様子からエネルギーが溜まってきてるのかな?と思ってはいたのですが、突然ビックリするほどの落ち込みを見せるので表面上では元気そうに見えても実際はそうでもなかったりするのだと思いました。
ただ不登校直後は自分の感情もはっきりと感じ切れていなかったところから、今はしっかりと感じて不安や焦りなどのマイナスの気持ちを私に伝えることができているので成長したなと感慨深く思います。
学校に行く行かないはもうどっちでもいいや〜って思います。娘がイキイキとしていてくれればそれでいいかな。
いつも楽しみに読ませていただいています。
初めてコメントします。
娘が小4で不登校になり、私が追い詰めたせいもあり、長い暗黒期を過ごしました。
お風呂も歯磨きも外出も無理な時期もあり、傍で見ていて、とても辛かったです。
先生の言葉を信じて、家でのびのびさせたところ、よくご飯を食べるようになり、よく笑うようになりました。
まさに先生のグラフの経緯をたどり、いまはエネルギー30%に達したようです。
週に数回、職員室で自習ができるまでに回復しました。感動です。
これからも超スモールステップで前進します。いつもわかりやすいお話をありがとうございます!!
いつも読ませていただいています。
初めてコメントします。
先生、いつも楽しくわかりやすい記事を書いて下さり、ありがとうございます。
参考にさせていただきながら、娘もだいぶ回復してきました。
エネルギー30%に達したと感じでいます。
私が追い詰めてしまったせいもあり、小4で暗黒期を過ごし、お風呂も歯磨きも無理だった時期もありました。
傍で見ていて、とても辛い時期でした。
いつも先生の記事を信じて、家でのびのびさせていましたら、ご飯を食べるようになり、よく笑うようになりました。
今は週に数回、職員室で自習ができるまでに回復しています。
これからも超スモールステップで進みたいと思います。
いつもありがとうございます!!
P先生
いつも楽しく楽しく、学び深く読ませて頂いております。
あなたが大好きビームを娘に発射しつつ、他家族(犬含む)にも眼差しを向けつつ、過ごしております。
少しずつ、緩やかに家族の気持ちが落ち着いてるような、良い感じの時間が流れています。
おかげさまです♡
ってことで、来世、先生とご縁があれば嬉しいです( *´艸`)
先生、いつも楽しく拝読しています。
1年半前から不登校になった子供が最近、少しずつ前進している様子を感じます。
全く動けなかった状態から一年後くらいには、少し動けていましたが、やはり出来たり出来なかったりを繰り返し、最近は「やっぱダメだった」がなくなってきました。
解っていても「やっぱ行けない」の言葉を聞くと、顔には出さずに残念な気持ちを抑える事が修行のように感じていました。
その繰り返しの先に今があり、今日の先生のお話は、私が褒められたようで嬉しかったです。
動き出せば必ず壁が現れ、壁は動き出した証拠。という気持ちを忘れずに、私の時間も楽しみながら見守りたいと思います。
ここを見ている沢山のお母さん達が、
先生、来世はぜひ我が家へ!
と思っていると思います。
今世、今、先生に救われたお母さんの多さ、気付いて下さいね。