この話から。↓
ふと思ったんだけどさ。
マイワールドって、エネルギー温存の観点からも合理的なのでは?
豊かなマイワールド
HSCに代表される、疲れやすい子たち。
この子たちは、ステキなマイワールドを持っていることが多い。
絵や音楽に没頭したり、アニメや映画の世界に入り込んだり。
オリジナルキャラのイラストとか、オリジナルストーリーとかさ。
歴史が好きとか、見取り図を眺めるのが好きって子もいる。
イマジネーションを膨らませているのだろう。
中でも、代表的なのがディズニー。
HSCとディズニーランドの親和性は、驚くほど高い。(僕調べ)(異論は認める)
でさ。
僕はこのマイワールド、めっちゃステキやん! と思っていて。
- 役に立たないことに時間を使って……
とか、
- オタク趣味で嫌になっちゃう
とか、
- その情熱をもっと他のことに使えれば!
とか聞くけど。
えぇい、うるさいうるさいーーーーーい!
その子の好きなことを尊重してくれぃ!!!
と言い続けているわけです。
その理由は、純粋にステキだから。
誰にでも出来ることじゃない。
その子の空は、その子だけのものだ。
えぇやん、ステキやん。
あと、HSCなんて特に、空想に浸っているとめっちゃ幸せだから。
多すぎる刺激に疲れちゃうより、自分のイメージに浸っている方が幸福度が高い。
その子がハッピーなのが一番。
その子の人生だもの。
HSCとデフォルト・モード・ネットワーク
でね。
HSCって、とっても疲れやすい人種だ。
些細な刺激を察知するってことは、窓が多すぎるってこと。
HSCは、先天的に窓が多いと考えられる。
加えて、窓から入った情報を深く処理する。
そりゃもう、深読みしすぎじゃね? ってくらい。
余談だけど、このブログの読者さんにも「この人HSPじゃね?」と思わされる人がいる。
しかも、結構いる。
先生はこんな意図でこう書いたんですよね。(以下それについての考察)(しかも的を得ている)
というコメントをしばしばいただくんだけど。
そんなこと、全然考えてなかった!
そこまで深く考えてなかった、むしろノリで書いてスイマセン……ってなることがある。
※もちろん、勝手に解釈されるとイヤとかはないです。前向きな内容だったり、ちゃんとした考察だったりすると、むしろ嬉しいです。そんなふうに読むのかーと新たな発見。ブログをどう読もうが、読む人の勝手だし。本筋から全く外れた誤読は困るけどネ。
閑話休題。
つまりHSCは、情報が多すぎる。
膨大な情報の洪水を捌き切るスペックなんてそうそう持っていないだろうから、まぁ、疲れちゃうよね。
妥当。
でね。
このように疲れやすいHSC。
この人たちのステキなマイワールドは、もちろん本人の感受性の豊かさに起因するんだろうけど、疲れないようにという側面もあるんじゃないだろうか。
と、ふと思ったわけです。
上のリンクの通り、なにもしないって疲れる。
デフォルト・モード・ネットワークって疲れる。
魔法陣グルグルは疲れるのよ。
HSCって、デフォルト・モード・ネットワークとの親和性が高そうだ。
なんとなく。
余計なこと、しかもネガティブなことをグルグル考えそうだもん。
ククリ大量発生。
マイワールドは、これを止めるんじゃなかろうか。
余計なことをグルグルするより、キラキラしたマイワールドの細かい設定とか考えている方が、精神衛生上良さそうだ。
ネガティブな情報に振り回されるより、ディズニーランドに思いを馳せるほうがよさそう。
デフォルト・モード・ネットワーク的にもそっちの方がエネルギー効率いいし。
エネルギー消費を抑えるためにマイワールドを展開する経験が、幼少期から積み重なる。
すると、想像力がよりたくましく育つ。
そうやって、特性プラス経験値の掛け合わせで、マイワールドを広げて行ったんじゃないか。
あの素晴らしい想像力はこのように培われたんじゃないか。
そんなことを、ふと思った。
まとめ
マイワールドを大切に!
やっぱりマイワールドはステキだ。
どんどん空想に浸っていただければと思う。
いつか花開いてその分野で大成するかもしれないし。
そうじゃなくても、趣味としてその子を一生支え続けるだろう。
オジサンは、楽しみにしている。
なるほど…と思いました!
新しい発見でした。
マイワールド、本人が嬉しそうに語る姿を見ていると、こっちまで嬉しくなりますね。
自分のややこしい思春期に、私が「合わない人=自分が興味を持たない人」として、色んな事に無関心で過ごせたのは、暇さえあればマイワールドに浸って、何度も何度も漫画やラノベのセリフを頭の中でリフレインさせて、しょっちゅう夢うつつで生きていたからだと思います。
超能力を持つゆえに悩みながら戦っていき、苦しみ、喜び、最後にたどり着く主人公達の境地なんてものに浸っていたら、現実生活なんて灰色成分多めで当たり前、だから何、ですよね。
竹宮惠子「地球へ」、萩尾望都「スター・レッド」、佐々木淳子「那由他」、山田ミネコ「最終戦争シリーズ」などなど。どれもキラキラして、ドラマチックで、ともすると現実より生を感じる作品達でした。
日渡早紀 記憶鮮明 続編の「そして彼女は両目を塞ぐ」の「エスパーは見えすぎるから、片目を塞ぐくらいがちょうどいい」というセリフは好きすぎて、自分の子供が生まれた時に思い出しました。子供にとっては、親は見えすぎる存在だから、片目を閉じて、あれこれ見ないふりをして育てようと思いましたね。
嬉しかった言葉、楽しかった言葉を何度も思い出す習慣は、漫画やラノベ以外にも広がって、実際に自分が誰かから言われて嬉しかった言葉、子供がかつておしゃべりしてくれた、子供自身が誰かに言われて嬉しかった言葉も、何度も思い出して忘れない様になりました。それは、親や友達と懐かしい記憶を共有するのに役に立ちました。そのままでは子供が忘れてしまう、他人から語られた嬉しかった言葉も、折に触れて私が繰り返し話す事によって、もう会えない人との関わりの中で嬉しかったかつての事を、いい思い出として子供も忘れずにいてくれるみたいです。今の人間関係が苦しい時には、かつての人との関わりの記憶が支えになる事って、多分ありますよね。
人の数だけマイワールドはあって、何がどんな形で役に立つかはわかりませんが、思い出して嬉しい事、楽しい事を繰り返し思い返すその習慣は、P先生が前おっしゃっていた、自分を自分で幸せにする大人、への第一歩そのものだと私は思ってます。
P先生お疲れ様です。
昨日に引き続き、へぇ〜!!なるほどー!!
と、納得!!
DMNとマイワールドの親和性で繋がってくるとは。
結局は、家を快適に。とか、
あなたはそう思うんだねー。とか、自己肯定感とか全部がまわりまって行き着く先は、そこ。
ってなるんだなぁって思いました。
わたし自身、子供の頃に親から
その情熱を〇〇に向けられたらね、みたいな事を言われてすごく嫌でした。
今とはまた時代も違うから仕方ないのかもしれないですが。