不登校

子どもが不登校でしんどい親御さんへ

お子さんが不登校。

もちろんお子さん本人もですが、親御さんもしんどいですよね。

 

親御さんだからこそのしんどさ。

あると思います。

  • 自分を責めたり。
  • 登校するようハッパかけて、子どもに反撃されたり。
  • いろんな人に相談して、その都度言われることが違ったり。
  • 楽しそうに学校に通う同世代の子を見て心乱されたり。

 

「今」しんどい親御さんへ。

まずココを意識したら良いのではないかという僕からの提案です。

※今現在、いろんな情報や感情に振り回されていっぱいいっぱいの親御さん向けです。すでに落ち着いている方は、こんなの気にせず思うようにしていただいて良いと思います。

 

別の人!

コレです。↓

 

お子さんと親御さんは別の人

 

「今」いっぱいいっぱいになっている方に言いたいのは、コレです。

別の人!

当たり前だけど、別人なんです。

 

 

不登校の原因は、親御さんじゃない。

お子さんがその選択をした。

そうせざるを得なかったとしても、行かないと決めたのはお子さん。

 

本質的には、親の問題じゃなくて、お子さんの問題。

だから不登校でマイナスの経験をするのもお子さんなら、経験から大事なものを掴むのもお子さんなわけです。

 

お子さんは別の人であり、不登校は本質的にはお子さんの問題。

 

とりあえずココ、意識してみてください。

 

お子さんの問題

不登校に限らず、お子さんのトラブルとか、不得手な部分。

  • 友達関係がうまく築けない。
  • じっとしていられない。
  • 勉強苦手。
  • 傷つきやすい。
  • 運動神経が悪い。
  • 忘れっぽい。

とか、こんなん。

 

ねー。

気になりますよね。

気になる気になるー。

 

でもそれ、本質的にはお子さんの問題です。

 

冷たいようだけど、ここにビシッと線を引いてほしい。

 

 

お子さんのことを、自分ごととして考えちゃう親御さんも多いと思う。

気持ちは分かる。

でも、別の人だ。

あくまで別人なんですよ。

 

なぜこんなことを言うかというと、このスタンスじゃないと、視野が狭まってワケわかんなくなっちゃうからです。

見えるものも見えなくなっちゃう。

この状態でもがいても、きっとしんどいばかりだから。

親御さんには、当事者じゃなくてサポーターであってほしいと思う。

 

誰の問題?

その問題は誰の問題か、ちゃんと詳らかにすること。

めっちゃ大事だと思う。

 

不登校は、子どもの問題だ。

解決すべきは子どもで、責任を持つのも子ども。

※もちろん大人がサポートしますよ。丸投げするって意味じゃない。サポートはするけど、裏を返せばサポートしかできないってことです。

 

 

「学校に行かなくて不安」なのは誰か。

その不安は誰のものか。

子どものもの? 親のもの?

 

学校に行くべきなのは分かってるけど、どうしても行けなくて不安。

↑これはきっと、子どもの不安。

 

学校に行かないと親が責められるんじゃないか、ペリーが攻めてくるんじゃないか。

↑こっちはきっと、親の不安。

 

ね。

分けて考えてほしいんだ。

 

 

不登校は、子どもの問題。

不安は、子どもの不安なのか、それとも親の不安か、分けて考える。

ごっちゃにすると、わけわかんなくなっちゃうからね。

『親の不安』と『子の不安』 外来を受診される方は何かに困って受診するわけだが、何に困っているか、すなわち主訴をまとめてきてくれると非常に助かる。 ...

 

親に処理できるのは、親の不安だ。

子どもの不安は、最終的には本人が納得するしかない。

親にはサポートしかできない。

 

悩む過程で、この「本人待ち」の時間ってきっと発生して。

ここはどうすることもできない。

どうしようもないことを「どうしようもない」って認識するの、大事よね。

その子、何と戦ってる? 〜「環境」か「自分」か〜最近、思うんだけどさ。 不登校って、環境が合わないのはもちろんあるけど、加えて自分で高いハードルを設定しちゃってる要素もあるよな。...

 

親の仕事

不登校は、親のせいじゃない。

その子の問題だ。

「学校が合わない子だった」。

それだけ。

まず、ここを切り離して欲しい。

 

親のせいじゃないし、親の問題じゃない。

本人の問題だからこそ心配になる親心は分かるけど、でも本人以外にはどうすることもできない部分ってあるからさ。

 

 

その上で、親御さんにしかできないことがある。

そう、骨拾い係だ。

骨拾いババァ、もしくはジジィね。

ほら、言わんこっちゃない。 〜無理なチャレンジを見守るか止めるか〜質問をいただいた。 一部抜粋。 不登校の中学生。 「行きたい高校がある、その高校以外行きたいところをはない」と進路...

 

親はあくまでサポート役で。

主役じゃないからこそ、できることがある。

 

  1. その子をそのまま受け入れること。
  2. 失敗したら、骨を拾うこと。

↑この二つ。

これは、親御さんにしかできない。

 

本人は、自分をそのまま受け入れられないから葛藤してるわけだし。

自分の骨を自分で拾うって、難易度高いでしょソレ。

 

 

「他人事」だからこそできる仕事がある。

大事な仕事だ。

 

お子さんと親御さんは、別の人。

別の人だからできないこともあるし、別の人だからこそできることもある。

 

まずこの線引きをしてもらうと、動きやすいんじゃないかと思う。

まず、肩の力を抜きましょ!

POSTED COMMENT

  1. くたびれ母さん より:

    少しずれてるかもですが、どん底の状態でもお母さん自身のケアも忘れないで欲しいです。
    うちは長年不登校の後、本人から動き出しましたが、その時親の私が体調を崩してしまい、充分にフォローしてあげられませんでした。もう少し自分を大事にしていれば防げたはず。不登校を嘆く(そもそも嘆かんでも良かった)エネルギーの数%でも自分に向けれていたら…
    形は様々ですがどんな子でもいづれは何かの変化があるはずですから、その時の為にこそ親が健康でいる事はとても大事なんだと思いました。
    骨拾いするのも体力ですね!

  2. より:

    今回の記事、あぁ、たしかにここに気付いた時がターニングポイントだったなぁと思い出しました。
    あとは「自分と同い年の友達(もしくは同僚)にも子供にしてるようなアドバイスするのか?しないなら子供にもしなさんな、なんで子供にはしていいと思うんだ」という別のブログでの意見も目から鱗が落ちて、実行して好転しました。
    親子って距離が近くなりすぎるし、日本は特に子供の自由にさせてあげたくても少し大多数からはみ出ると「親の責任」をすごく押し付けられるように感じます。なので、子供が人と違う事を選んでまだ結果が出てない時の親の負担がもっと少ない世の中にばれば、不登校ってもっと楽なのになーと思いながら、周りの意見はたまにダメージくらいながら躱してたり、子供が被害受けたら戦ったりしてます。

    「vs自分」の記事、何回読んでも泣けます。
    「不登校するって自分で選べた子でしょ?」のワードで何回も泣きます。
    先生の言葉はすごくシンプルで完結でユーモアがあって心に届きます。好きです。
    更新頻度が高いのも非常に嬉しいです。
    今後も楽しみにしています。

  3. ふくちゃん より:

    P先生、いつもありがとうございます。
    今回のメッセージも、今後不安になった時にきっと何度も見直すと思います。他にも印刷して残したい回が、沢山ありすぎて、、。

    不登校中の中2男子がいる家庭ですが、愛犬チワワのおかげで、みんな笑顔で暮らせています。もう、メロメロです。

    普段、「息子は、なんとかなる、大丈夫」
    だと思っていても
    フッと将来の不安に襲われたときには、

    魔法の言葉
    「わたしと息子は、別人」
    「わたしは、サポーター」
    を唱えようと思います。

    今後も、ブログ楽しみにしています。

  4. ビビバス より:

    いつも拝見しています。
    課題の分離ですねー。
    私も主治医に(自分の)良く言われます💦

    >悩む過程で、この「本人待ち」の時間ってきっと発生して。
    >ここはどうすることもできない。

    うちの子はASD特性強めです。
    この子の場合もこれって当てはまりますか?

    子どもの主治医は
    「登校に関して背中を押す必要はない。
     中学生だし本人にペースを決めさせてね」

    本人の本心は「できればずっと行きたくない」

    P先生が前にブログで仰った
    「動かない前提で大人がある程度お膳立てする」
    これをするに当たっての
    主治医の意見や本人の気持ちが上手く
    合わさってない時、
    やはりどうにもならないのでしょうか。

  5. やこちん より:

    いつも先生のブログを読んで元気をもらっています。
    今回のブログ、激しく同意でうん、うん、と頷きながら読みました。
    自分のブログにリブログさせて頂きました。

    不登校が少し改善されたようなタイミング、そして、自分が子供以外に目を向けることができるようになった今だからこそ、尚更すぅーっと私の心に入ってきました。
    「誰の課題なのか」という事を頭の片隅に入れて、子供と接していくことができればなぁと思いました。

  6. そふとくりーむ より:

    はじめてコメントさせていただきます。高校一年生の息子が学校へ行かなくなり1か月ほどが経ちます。先生の書かれていることを読み、「ああ、息子もこうなんだな」と合点がいくことばかりでした。中学生のころも度々学校を休んでいましたが、そのころは、学校と協力してなんとか学校へ行かせようとしていました。今は息子が苦しんでいることがはっきりわかったので「ゆっくりすること」を第一優先に、自宅を本人の休息できる場にできるよう、私がイライラしないように努力しているところです。とはいえ、世間の元気な子供たちが目に入ると涙が出てくることもしばしばです。
    ですが、今日先生のサイトを見つけられて本当に良かったです。また元気をもらいにお邪魔させていただきます。お礼をお伝えしたくコメントしました。今後も先生のお考えを発信していただければと思います。

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