この話のコメント。↓
みなさん、いつもコメントありがとうございます。
けちょんけちょんに嫌われた経験がおありなのですね。
そこまで嫌われるのなら、
じつは元々は その同期さんの中で、嫌いの振り幅と同じか 近いくらいの幅で
P先生に対して良い方の感情があったのかもしれませんよね^ ^仲良くなりたいと思っていた、とか
仲良くなれそうと思ってた とか
仲良くなれたと思っていた、とかそれを、気付かぬP先生に どこかでぶった斬られちゃって、悔しかったり悲しかったりで、
もう けちょんけちょん!
みたいな。分かりませんけど。
でもそう思うとちょっと人間が可愛く見えてきます。^_^
コメントの中の一つ。↑
それな!
そうなの。
きっと、仲良くなりたかったんだと思うんですよ。
同期なんて少ないわけだし。
仲良くしてくれようとしたのだと思う。
なのに、僕がぶった切った。
出会って1週間で嫌われてですね。
早くね?
話しかけられたのに、無視したのかもしれない。
ひょっとしたら、数回話して相手は打ち解けた気分だったのに、その後に僕がめっちゃ距離感ある接し方をしたとか。
「存在を無視される」って、何より一番傷つくもの。
覚えてないけどさ。
この「覚えてない」ってのがもうダメなんだよな。
まぁ圧倒的に僕が悪い。
ゴメン、同期。
僕の特性
他にも、僕には色々特性があってですね。
日々ケアして生きている。
例えば、マルチタスクが苦手で。
何か作業をしているときに割って入られると、すごくいや。
代表的なのが、前にも書いたかもしれないけど、診療中の電話。
診療を止めて新たな案件(電話)に気持ちを切り替えるのが、とてもイヤ。
とはいえ電話を無視して診療を続けるのも、呼び出し音は鳴り続けるわけで非常に落ち着かず、イヤ。
どっちにしろイヤなので、まぁ電話に出るんだけどさ。
なので、すげー気をつけて電話応対している。
自分なりに特性をケアしているわけだ。
ポンコツモード
もう一つ、僕にはポンコツモードという弱点がある。
僕にはいわゆる「過集中」があってですね。
集中すると、周りが見えなくなるのね。
それは別にいいんだけど、問題はその後。
集中しまくった後、脳がポンコツになるのだ。
頭が働かない。
何も考えられない。
思考が進まない。
脳汁が出ない。
思考が乾いてカッサカサ。
脳全体が、「とにかく疲れた」と主張してくる。
この自覚があるので、過集中のあとは気を付けるようにしている。
たいていやらかす。
ホント自然に信号無視とかしてるからね。
もちろん気づかずに。
ビビるよね。
「脳がポンコツモードに入った感覚」は、僕は若い頃から自覚があって。
忙しい時間が続くと、ポンコツになる。
自分でわかるのだ。
「あ、ポンコツになった」と。
こうなるともうダメ。
何も考えられない。
どうせ頭に入らないので、全てここで終了だ。
一人で頭を空っぽにしたい。
暗い部屋で一人テレビはつけたまま。
僕は震えている何か始めようと。(JAM)
ポンコツモード前提のライフハック
僕は、普通の人より活動限界時間が短いのだろう。
いわゆる定型発達の人に聞くと、こうじゃないらしい。
疲れてもそれなりに脳は動くと。
長時間の仕事もさほど苦ではなく、その中で新たな考えが生まれたりすると聞いた。
非常にうらやましい。
残念なことに、僕は「疲れはしてるけどそれなりに活動できる」というステージを持ち合わせない。
限界なら、それは明らかに限界なのだ。
ウルトラマンは、3分経ったら宇宙に帰ってしまう。
まだ怪獣が暴れていても、だ。
まさにそんな感じ。
無理に活動しようとしても、もうね、ムリなのよ。
僕だって、この制限がなければどんなに良かったかと思う。
定型発達の人が非常に羨ましい。
でも、そう言っても仕方ないので、僕は自分の限界を受け入れるしかない。
人より疲れやすいので、早めに帰って寝るのだ。
そもそも予定は最小限しか入れないのだ。
これが僕のライフハック。
損な体質だと思うが、こう生まれてしまった以上致し方ない。
僕は僕で生きていくしかないのだから。
仕事での注意
このように、僕にはポンコツモードがある。
モードに入るとマジでポンコツで、使い物にならない。
帰って寝るに限る。
のだが。
仕事だと、そうもいかない場面がある。
勤務時間が決まっているので、終了までは頑張らなくてはならない。
朝から診察していると、夕方ポンコツモードに入る時がある。
脳味噌を使いすぎるとなりやすい。
集中して話を聞いていると、疲労が蓄積し、やがてポンコツになる。
やべっ、ポンコツモードだ。
自分で気づく。
やらかさないよう、細心の注意を払う。
ちぐはぐな受け答えをしないように、オーダーを間違えないように。
めっちゃ気を遣う。
それでもやらかすんだけど。
先日、
「処方箋の期限を10月32日に延長しておいてください」
と指示を出していた。
スタッフさんポカーン。
DA⭐︎YO⭐︎NE!
今考えると我ながらヤベーが、その時はダメだ。
やらかしたことを悟り、リカバーしようとして、墓穴を掘る。
「あれ? 32日って火曜日ですよね?」
スタッフさんをさらに呆れさせる。
限界だ。
宇宙に帰らなければならない。
笑ってくれる人など、いませんでしたー、いませんでしたー、いませんでしたー。(2回目のJAM)
まとめ
僕は自分にポンコツモードがあると知っている。
知っているから、先回りして気を付ける。
それでもやらかすんだけど。
発達特性を持つ人は、みんななんらかの弱点を持つ。
特性ってそういうことだ。
ケアして生きていくのだ。
それでもやらかすのが、「特性がある」ってことだ。
やらかしはゼロにはならないが、それでも日々気をつけて生きていくしかないのだ。
お互い頑張りましょうって話だ。
ちなみに32日の指示を出した日は、帰り道を間違え、信号を無視し、鍵を忘れて職場まで取りに帰り、散々だった。
明らかにポンコツなので、帰って寝るしかないのだ。
これが特性なのだ。
初めてコメントさせて頂きます。愛読者です。全ての記事を読みました。更新も楽しみにしています。
今日の記事についてですが、我が子もこのタイプかもと思いました。過集中で目標と理想が高く、邁進した結果(そこまでしなくても大丈夫と周囲が言っても聞かない)疲れ果て、「そんなことで?」とささいなきっかけで、学校、習い事、日常生活ルーティーンすべて出来なくなり動かなくなります。
これは、「動けなくなっている」のですね。もしかして、ポンコツモードに入った自分に気づけず、「やらかす」ことを避けるために動かなかったのかも?と思い至りました。
ポンコツモードに入るとポンコツな自分をさらけだすことがいやで、「全ての活動を止める」子供のサポート方法を、記事にして頂けると嬉しいなとリクエストします。
こんにちは!
ポンコツモードってそんなにも落ちてしまうんですね…。
帰り道間違えるのはすごい!
「過集中」は、私などから見ると憧れすら抱きますが…。
スーパーサイヤ人というより界王拳っぽいのかなー、とか。
でも信号や、身の危険に関するところはほんとにお気を付けください!(T-T)
32日に延長、はイイですね。
リカバーしようとしたのに 火曜日?って追い討ちかけちゃってるあたり、
もう無理なんだなって感じが出てます ^o^
私がスタッフさんだったら 先生可愛いなーって思うか、疲れもピーク時だったら「あン?」って思うか、際どいところですね。
P先生は普段からきちんとされていると思うので、そんな時も
「ゴメン、疲れてます」でスタッフさんは理解してくださる気がします。
自分にポンコツモードがあって、それはどうしようもないものだと分かっていないと、
どんどん自分を責めてしまう人もいますよね。
そんな人は、周りからの叱責も激化しやすくて悪循環。。
自分を知ったうえで、テヘペロができる。やっぱりコレが生きやすいと思います。
こうしてブログの文章だけ見てると全然そんな風に見えないから、そんな世界があるのだなーというのも相まって不思議な気持ちになりました。
どんな自分でも「これが自分」と飲み込めてるって強いですね。飲み込めないうちはずっと自分が敵みたいになってしまう。
勇気を頂きました、ありがとうございます。
おぉ〜笑笑
初めまして。先生の記事を諸々リブログさせて頂いてますモモコです。
私は子供の頃に自閉症かもしれないと診断がつきかけたまま放置で育ちました笑
過集中とっても分かります。自分の真後ろに宅配業者が荷物を置いて行っても全く気付かなかったです。職場の皆んなに笑われました。
お母さんやってるので1人になる時間がありませんが、夕方からポンコツです。
ポンコツタイムが必要なので、娘と息子には申し訳ないけど、ダメダメお母さんのままです笑
ところで、息子中2が不登校です。病院には行きたがりません。代わりに学校へ週一回だけ先生に会うだけ!に行ってます。たぶんASDっぽいですが、どうやって押し出したらいいのか?イマイチ分かりません。何か書いてもらえませんか⁈
32日って火曜日…ってめっちゃおもしろいのに!(笑)
私がスタッフさんだったら、ドツボにハマってます(笑)。
私も会議中とか突然、意識が宇宙に旅立ってしまいます。
真面目に聞く気マンマンなのに…。
先生、お疲れ様です!
普通モードとポンコツモードの、二つのモード、分かります。私も似た感じなのか、じわじわ下がるなら良いのですが、あるラインを下回ると、ぎゅいーーん、と真っ逆さまです。
そして、ポンコツモードでない時も、忘れ物は激しいです。
鍵は全部まとめて(家・車・職場など、とにかく全て)、カード類も入れられるキーケースにしてしまえば、大切なものはスマホとそのキーケースの二つだけになります(^^)
それでようやく、家に帰ったら鍵がない!出先で財布がないときに家に忘れたのか落としたのかわからない!がなくなりました。
別で現金のみを少し入れた財布も持っていて、こちらは最悪無くしても残念なだけですむようにしています。
先生が事故で入院してブログが読めなくなるのはめちゃくちゃ困るので(通院している患者さんはさらにパニックですね・・)、車にはどうかお気をつけて。。ダメ過ぎの時は、タクシーで帰ってください!タクシー代払うので!!と言いたいところです。
これからも楽しみにしています。