不登校

あなたのままでいい

不登校の男の子。

 

男の子
男の子

もっとコミュ力をつけたい。

勉強して頭が良くなりたい。

あと足も速くて運動が得意で、もっと背が伸びて、顔もイケてたらよかった。

そしたら自信を持って学校に行けるのに……。

 

おいおい、それってもはや別の人じゃないですか?

 

 

カンペキの不完全さ

完璧を目指しちゃう子は多い。

あれもできて、これもできて。

理想を追えば追うほど、現実の自分とはかけ離れてゆく。

 

あれ?

理想の自分ってもはや自分じゃなくね?

 

 

確かに、欠点を消せば自信を持って過ごせるかもしれない。

でも同時に美点も消えてしまう。

 

なんでもできるって、何もできないと同義。

器用貧乏って言葉があるけど、まさにそんな感じ。

なんでもできるって、つまり何もできない。

 

1台5役! みたいな家電って使いづらくないですか?

「吸引力なら負けない」みたいな、一点特化型の家電の方が出番が多い。

ダイソン最強。

 

なんでも出来る人って、接し方に困らない?

しずかちゃんが出来杉くんよりのび太を選んだ理由を考えて欲しい。

南ちゃんがかっちゃんじゃなくたっちゃんを選んだ意味を。

 

カンペキじゃないあなたに意味がある

前回も書いたけど。↓

嫌いじゃないけどちょっと苦手学校が苦手な子。 なんとなーく学校が好きじゃない。 何がイヤ? と聞くと、 その子がイ...

 

カンペキは無理だ。

全部は無理。

全員にいい顔をするのは、絶対に無理だ。

 

掃除も洗濯も冷蔵も調光も移動もパワーポイントもできる家電って、可能?

しかもそのスペックが誰にでも適する家電。

 

ねーよ。

 

シンプルに掃除機でいいんだよ。

ホコリを吸ってくれれば。

ダイソン。

ダイソン最強。

 

それに掃除機だって、吸引力を重視するならダイソンだし、機動力ならマキタだし、値段ならホウキかもしれない。

何に重きをおくか、つまりどの点を評価するかは、人による。

 

同じじゃない?

 

ダイソンが千円を切る必要はないし、切れちゃう冷凍機能を備える必要もない。

ダイソンは、ダイソンでよい。

道明寺が牧野つくしを選んだ理由を考えてみて。

「マーキタ!」(それは掃除機)

 

そのままでよい

カンペキ超人を目指しちゃって、身動きが取れなくなっている子は多い。

自分で課したハードルでがんじがらめになってる。

そんなことしなくていいんだよ。

 

男の子
男の子
ごはんの踊り炊きができなくても?

 

いいんだよ。

 

男の子
男の子
ウイルス除去機能ついてないけど?

 

 

いいんだよ。

 

男の子
男の子
100万画素じゃなくても?

 

 

むしろ掃除機の画素数ってなに?

 

 

別の何かになろうとしなくて良い。

何者かを目指す必要はない。

自分が自分として、どうやって生きていくか。

その戦略を考えればいいと思う。

 

 

そのためには、欠点は欠点として認識する。

ないものはない

厳しい言い方だけど、ないものはないんだ。

 

でも、あるものはある

絶対にある。

 

カンペキ超人を目指しちゃう子って、自分にないものには敏感なのに、あるものには気付かない。

あれがない、これがないって嘆いている。

 

ないものはないよ。

でも、あるものはあるよ。

それは絶対。

 

あなたには何があって、何がない?

あなたの持つ「それ」、どうやって売っていく?

 

誇大広告しない

カンペキ超人みたいに振る舞うのって、誇大広告に似ていると思う。

 

『この掃除機は、ウォークマンとしても使えます』

 

嘘じゃん!

グィーンって音しかしないじゃん!

 

『このホウキはロボット掃除機として使えます』

 

ポルターガイストじゃん!

 

『このルンバは、ペットとしても機能します』

 

あ、それは本当かもしれない。

 

 

できもしないこと、さもできるかのように振る舞っても、ろくなことがないと思う。

周りはがっかりするだけだ。

これはできません!」でいいと思うんだ。

 

景品表示法に違反すると、信用を失う。

そのダメージが一番でかい。

 

まとめ

自信がないと、「自分じゃない何か」を目指しがち。

カンペキに振る舞える、空想上の誰か。

当たり前だけど、そんな人は存在しない。

 

自分が自分として生きていく。

その腹を括らないと話が進まない。

逆に言うと、そう腹さえ括ってしまえば、その子の持つ魅力が自然に輝いてくるのだと思う。

POSTED COMMENT

  1. もっちーもちこ より:

    いつも見てますが、まさかの花男。
    キン肉マン、タッチ、本当に先生は守備範囲が広いですね。

    毎回どの内容でも先生の一貫性を感じます。
    一つの指標になっています。

  2. むぎげんき より:

    いつも読ませていただいております。
    そう、まさかの花男マーキノ。
    ぷぷっと笑えました。
    小4の息子はADHDグレーでジャイアンタイプ
    人の気持ちがわからないと(本人談)
    少しずつ周りとうまくいかなくなりました。
    できない、苦手だとわかっているけど、
    周りの子から疎まれてるのを見ているのが
    辛いです。
    これからずっとこのままなのかな。
    ほんと、どうする事もできないので、
    先生のおっしゃるように
    あるカードで生きてくしかないんですよね。
    私の切り替えが全くうまくいかないです。

  3. ごん より:

    いつもありがとうございます(^^)
    ありのままでよい、そのままでよい
    これが当たり前にそだっていたら
    とても生きやすい世界だと思います。
    最近は、政治家でも芸能人でも完璧を
    世の中が求めすぎてる気がします。
    仕事もできて、人間性も良くて、女あそび
    なんてとんでもない。
    なにか余計なことを言ったら、叩かれまくる
    こんな風潮をみている子供達はどぅ影響を
    うけていくのかなぁと思います。
    テレビやネットで人を叩いたり責めたり
    しすぎる、のをやめてほしいです。
    みんな違った意見でそれでいい。
    私生活はだらしなくても、仕事がとても
    できるならそれで凄い!
    大人が粗探しをする癖をやめて
    いいところ探しをする癖をつけて
    子供達のお手本になりたいです。

  4. さとゆず より:

    ごんさんの意見に激しく同感です。
    子供の社会は、大人の社会の縮図だと思います。子供たちの課題は、親の課題でもある。

    子供に、自分を知り、持ってるカードを使って幸せになってほしいと願うなら、まず親が、持ってるカードで自分自身を幸せにしなければなりませんね。

    まずは、そこからかな、と、不登校児の母を1年経験して、ようやく腑に落ちるようになりました。そこからスタートです。子供と一緒に、成長していきたいです。

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