親子関係

最優先すべきは誰ですか? 〜子供たちへ〜

不登校とか思春期とか体調不良とか家庭不和とかで、困っているお子さん。

 

アレがいや、コレがいや、という気持ちはあるけど、思い通りにはいかない。

我慢しなきゃいけないんだけど、できない。

そんな自分を責めて、劣等感を抱えて。

誰も自分を理解してくれない。

親や大人を責めて、でも誰よりもそんな自分が嫌いで。

 

そんな子供たちへ。

あなたが今、最優先すべきなのは誰ですか?

 

親子は響き合う

分かっていると思う。

あなたが不安定だと、親も不安定になる。

あなたの言動により、親が怒ったり、心配したり、甘やかしたり、拒絶したり。

そんな極端な対応が理解できず、納得がいかず、さらに不安定になる。

そんなあなたを見て、親がさらに不安定に。

 

親に迷惑をかけて、自分は悪い子だ。

このままでは自分は見限られてしまうかもしれない。

でも、この気持ちの置き所が分からない。

 

わかる。

自分の気持ちと親への気遣いの間で揺れ動く気持ち、よくわかる。

全部を親のせいにしたり、試し行動をとってみたり。

 

感情をぶつけ続ければ、いつか理解してくれて、今までのことを謝ってくれるかもしれない。

ってゆーかそこからしか自分の人生を開始できないから、お母さんお願い! わかって!

 

そんな気持ち、とてもよくわかる。

 

でも残念ながら、それが叶う可能性は、きっと低い。

あなたを完全に理解することは、誰にもできない。

親でもできない。

分かって欲しいと切望しても、分かってもらえないんだ。

 

親は他人

これまで、親は太陽だった。

神様だった。

そして、自分自身だった。

 

幼児期は親が全てで、親と自分は同一だった。

生存に必要な全てを提供してくれた。

 

でも。

思春期や反抗期に入ったあなた。

「親は他人」(別の人格であり、理解し合えないという意味)って、薄々勘付いているはずだ。

 

親は他人なのか?

親は自分と同一であり、神様なのか?

いややっぱり他人なのか?

 

ぐわんぐわん振り回されていることと思う。

わかる。

そしてそれが正常だ。

正常な発達過程だ。

 

その上で。

結論はあなたも分かっている通り、「親は他人」だ。

 

最優先すべき人物

自分は困った状態に置かれている。

そして残念ながら、「親は他人」だ。

 

誰とも分かり合えない。

友達も、先生も、親でさえもこのしんどさを理解してくれない。

 

さて、誰を最優先にしてどう動く?

 

自分を最優先

 

当然ですね。

自分を最優先。

天上天下唯我独尊で上等!

ワガママ、自己中上等!

 

 

あなたは今困っている。

まぎれもない事実であり、つまりあなたはあなたのケアに全力を注ぐべきだ。

何がいや?

何がきらい?

どうしたい?

自分がどう思うのか、自分の気持ちをつまびらかにすることに全集中すべき。

 

女の子
女の子
お母さんが困ってる。

 

女の子
女の子
みんなに迷惑や心配をかけてはいけない。

 

自分よりも周囲の立場を優先してしまう子って、実はかなり多い。

気持ちはわかる。

美しい姿だとは思うけど、でもとりあえず後回しで良い。

 

まずは自分。

あなたの人生の主役はあなた。

あなたの人生はあなたのものなのだから。

 

親は味方!

いいですか?

自分を優先する覚悟ができましたか?

その上で。

 

あなたは子供だ。

子供なので、大人を頼ってよい。

子供たちが大人に気を使っている内容って、ビックリするほど些細なことだったりする。

 

女の子
女の子
話を聞いてほしいけど、心配させちゃ悪いから言わない。

 

女の子
女の子
夜更かししないように寝る時間に声をかけて欲しいけど、なんか言えない。

 

言えばいーよ!

 

「ねぇちょっと話を聞いて。」

「22時になったら寝ろって言って。」

 

言えばいーがな。

正直、親にとってはそんなの造作もないことだ。

 

むしろ言ってくれないとわからない。

「親は他人」だ。

思うことは伝えないと伝わりっこない。

 

そして、「親は他人だけど味方」だ。

あなたの一番の味方だ。

話してくれてありがとうって思うんじゃない?

 

あなたの人生、親の人生

あなたの人生はあなたが主役だ。

あなたを最優先にすればよい。

誰にも文句を言う権利などない。

 

ただ。

同様に、親の人生は親が主役だ。

親には親の生活があるので、それは尊重してあげてほしい。

 

具体的には、

  • 親が寝ている時間には騒がない
  • 家庭のルールは守る
  • 親の都合により対応できない時もある
  • 対応できない内容もある

この程度の、当たり前のこと。

 

気遣い屋のあなたなら、できると思う。

お互いにお互いの人生を尊重してほしい。

 

逆に言うと、それ以外ならオールオッケー。

親のキャパの範囲内なら、ワガママ上等、迷惑上等だ。

むしろため込んでため込んで急に爆発される方が、親は困るはずだ。

早めの相談が吉。

繰り返しになるが、親はあなたの一番の味方だ。

 

 

あなたの思いは、あなたにしか分からない。

あなたの思いを尊重する以外に、あなたの困りごとを解決する術はない。

でもあなたは子供だから、周りの大人を、特に親をうまく使ってほしい。

そのままの気持ちを親に伝えるんだ。

大丈夫。

親は味方だ。

POSTED COMMENT

  1. コスモス414 より:

    P先生
    昨日に続き子ども達への最優先トーク
    染みます。どこまでもあたたかくて
    きっと子ども達が読んだら心が軽くなるでしょう。こんなにも世の中はあったかいって
    思うことでしょう
    先生、ありがとうございます😭

  2. ピンポン より:

    P先生、こんばんは。
    前回の親への最優先ブログも胸熱でしたが、子供達へのyouを優先しちゃいなよ⭐️も素敵なメッセージでした(そんな言い方してない笑)。
    振り返ると自分が思春期くらいの時にこんなこと言ってくれる大人はいなかったなと思います。ASD児の子育てを通して自分の子供の時の息苦しさを思い出すことが多くて苦しかったのですが、少し理由がわかった気がしました。
    こんな優しい眼差しでいたい、願いではありますが忘れずにいようと思います。

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