発達障害

集中を切らないで!

発達特性を持つ子。

やるべきことをやらない。

基本的にやらないんだけど、やるときは驚異的な集中力を発揮する。

でもそんなボーナスタイムはめったに来なくて、基本的にやらないんだけど。

 

最近忙しいんです

更新が滞っている。

いや忙しいんですよ、本業の方が。

第三波の影響なのか知らないけど、なんか忙しい。

 

で。

更新したい気持ちはあるんだけど、書く時間がない。

いや時間は自分で作るものなので、あるっちゃあるんだと思う。

でもまとまった時間を捻出するモチベーションが上がらない。

すきま時間を見つけると、すーぐどうぶつの森をやっちゃうんだこれが。

 

集中をぶった斬られる

実は今も当直中にこれを書いている。

当直中なので、いつ呼ばれるかわからない。

この「いつ呼ばれるかわからない状況」が、僕にとっては鬼門だ。

 

実際、最近もちょいちょいブログを書いていた。

でも、書きかけたところでなんやかんや呼ばれる。

昼休み中でも呼ばれる。

プライベートでも呼ばれる。

呼ばれると、手を止めてそちらに対応せざるを得ない。

 

対応し終わったらまたブログの続きを書けばいいじゃんって?

 

できないんだもの!

僕のASD特性が邪魔するんだもの!

それができれば、きっと今頃別の人生を歩んでいたと思う。

 

書きかけのブログ、あとで読み返すと結構いいこと書いてるんですよ?

手前味噌だけど。

でも、ちゃんと完成させて世に出そうというモチベーションがなくなっちゃってるわけです。

 

どこに着地させようとしてたんだっけ?

なんか小ネタを挟むつもりだった気がするけど、なんだった?

まぁとりあえずどう森(あつ森?)やろー! ってなる。

 

これが鬼門。

書き始めたら、そのままのテンションで完成させたい。

中途半端に集中を切られると、もう興味がなくなる。

全集中の常中とか、狂気の沙汰かと思う。

このブログも、アップまでこぎつけたら褒めてやってほしい。

 

中途半端になりそうなことが予測される状況

この前提で物事を進めるって、僕にとっては非常に難しい。

 

やるべきことをやらない子

最近の自分の状況を鑑みて、思った。

 

発達特性を持つ人って、基本的にみんなこんなもんなんじゃね?

 

ASD、ADHDはそうだろう。

やるときはやるけど、やらないときは全くやらない。

 

HSCもそうだと思う。

集中したらめっちゃすごいけど、取り掛かるまでのハードルが高い。

(でも自分を鼓舞して取り掛かるから、表面上のトラブルは少ない。涙ぐましい。褒めてやって!)

 

だから、小言禁止! なわけです。

どういうこと?

せっかく何かに取り組んでいるなら、そっとしといてあげてってこと。

 

集中して何かしているときに、外から刺激が入る。

これ、すごくストレスだ。

これを繰り返すと、「また途中で刺激が入るだろう」という予測が成り立つ。

 

  • また小言を言われるかもしれない
  • 10分後に救急の患者さんが来るかもしれない
  • 「夕飯までに宿題を終わらせなさい」って言われたけど、宿題を終える前に料理が完成してしまうかもしれない

 

このような予測のもと何かに取り掛かるのは、非常にハードルが高い。

 

え、何言ってんの?

とりあえず開始して、何かあれば途中で一旦ストップすればいいじゃん。

 

そう思うでしょう?

できないんですよ、それが。

できないの。

無理なの。

 

マジで?

 

マジで。

とにかく無理、マジ卍、なわけです。

 

この辺の感覚は、定型発達の人との大きな違いだと思う。

コツコツ地道に、が難しい。

完了できる算段がつかないと、動けない。

 

その子のペースで

だから、集中を切らないほうがいいと思う。

何かしていたらそっとしておいてください。

レアなボーナスタイムなので、大事にしてあげて。

 

さらに言うと、何もしていなくてもそっとしておいて欲しい。

その子にとっては、「何もしていない」をしているのだ。

本人的には「どう森(あつ森?)がキリの良いところまで終わったらブログ書ーこうっと!」と思っているのだ。

 

とりあず時間はあるけど、途中でぶった斬られる可能性がある。

じゃあ途中で一旦停止してもストレスの少ないどう森(あつ森?)(どっち?)(統一して!)をやりたくなっちゃう。

ある程度満足し、ブログを書くモードになったら、その時に一気に書こうと思っている。

(そしてそんなモードはやって来ずに終わることも多々ある)

 

だから本人的には、「何もしてない」に意味がある。

「何もしてない」をしているんですよ。

 

いや、都合のいい言い訳ってわかってる。

でもでも、「何もしてない」をしてるんです。

腹立つのも当然なんだけど、本人的にはそうなの。

許して!

 

その「何もしてない」をぶった斬られると、非常にストレスなわけです。

ぶった斬ったところで、「やるべきことをやるモード」にはならない。

イライラして、「何もしてない」を最初からちゃんとやり直したりするからね。

だから「早く宿題やっちゃいなさい!」とか、非常に悪手だと思う。

 

いや、わかるよ。

超自己中なのはわかってる。

でもそうなの!

 

だから結論としては、その子のペースを守るのが一番生産性が高いと思う。

ダラダラなにも生産しない子の様子を見ていると、腹が立つのはわかる。

「時間を有効に使え!」

そう思うのもわかる。

でもこれは発達特性のなせる技で、なかなか理解され難いんじゃないかなーなんて思った。

 

 

ってことで、更新が滞りがちになるとは思いますが、まとまった時間が取れるときにぼちぼち書いていきたいと思います。

気長にお付き合いいただければ幸いです。

POSTED COMMENT

  1. ゆんゆん より:

    2人のASD児を育てて、よくわかりました。

    上は中学生ですが、小学生時代
    「いつ宿題するの!?」「さっさと終わらせようよ!」
    の喧嘩を毎日のようにして、
    こちらがスケジュールを立てたり、
    効率の良い方法と思われる話し合ったりしましたが、全くダメで、叱ったり叱ったり叱ったり、親子関係最悪な時期になりました。

    結局は、本人の頭の中に本人なりの1日のスケジュールががっちりありまして、
    いくら疲れても眠くても、1日の最後を宿題で締めるというのが1番はかどることを
    何年もかかってこちらが学ばせてもらいました。

    まあ。年齢の小さい頃は、眠さが勝って
    やらずに行くってこともありましたが…

    下の子の今は、
    「いつできる?○時からね。わかったよー」
    で、ある程度任せています。
    8割頑張れています。

    子どものことを信じて待つ、任せる、
    それがお互い平和に過ごせる術なんだ、と、
    最近ようやくわかり始めました。

  2. にゃにゃ子 より:

    今回も100回くらい頷きなら読ませてもらいました。
    我が家のASDっ子も、勉強・着替え・歯ブラシ・お風呂… ほぼ全て本人が決めたタイミングでしかやりません。
    あつ森(我が家とその周辺では”あつ森”)をやってる時は、何を言っても動かないのは分かってるのであえて何も言いません。むしろ、イライラさせるだけで終わってこっちもイライラになるので(^^;;)

    逆にこんなこともあります。出かける予定にしてた時刻の10分前から、急にレゴを作り出した(なぜかいきなり始まる)時は、そのレゴが完成するまで絶対に出かけられないんです。本人も「本当は出かけたいのに、やり始めちゃったから終わるまで出れないんだよ〜」と半べそかきながらやります。そうなると本当にレゴが完成するまで出かけられないので、私も夫も真剣にレゴを手伝い三人がかりでブツブツ言いながらレゴを完成させてやっと出かけられます。

    不登校でASDなので学校や習い事の遅刻は理解を得ていますが、遅刻ができない用事がある時はもう何分も何時間も前から私一人でソワソワしてます。

    あの変なタイミングで入るやる気スイッチは、本当に困ります。寝る直前で、「◯◯がない!見つかるまで寝ないで探す!」とか。見つかるまで本当に寝ないで探し続けるので、ある意味すごいけど。
    そのエネルギーを他のことで発揮できたら、P先生のおっしゃる「才能」に繋がるんだけどなぁ〜と心の中でボヤきながら、私も眠い目をこすって一緒に探してます。笑

    P先生の書きかけのブログ、途中まででも読ませてもらいたいほどです!とは言え、コロナの第三派やら日常のお仕事もろもろあると思いますので… どうぞお身体ご自愛ください。

  3. 匿名希望です より:

    やらせてあげたい。
    でも、家は共同生活…。
    その子の為だけならばいいのだろうけど。
    他にも子供たちがいるのです…。
    悩まされます、、、

  4. 匿名 より:

    「何もしていない」をしている 

    子供たち2人が次々と不登校になり、
    否応なしに自分の人生を振り返る日々の中、
    P先生のブログに出会い、HSPやASDなんかの特性がすごく分かりやすく、
    子供はもちろんのこと、どうやら私自身がその特性を持っていることに気付きました。
    P先生のブログで、私自身が子供の頃から抱えてきたモヤモヤの正体が次々と明らかになっています。

    特に今日の「何もしていない」をしている
    この一文に、本当にハッとし、
    衝撃を受けました。
    私、自分がそうだったので

    ぶった斬られたら
    イライラして「何もしていない」を最初からちゃんとやり直す
    もぅ、ほんまコレ。
    中学生の頃の自分を思い出しました。
    大人になってからも、今でもよくあるのです。

    P先生のブログには、いつも勇気と元気をいただいていますが、
    私にとっては今日のブログが一番すごかったです。もぅ衝撃すさまじいです。

    「何もしていない」をしている

    私の中で何かが弾けた気がします。
    ありがとうございます

  5. しゃあ より:

    ASDの人は何をしてもいい、という自由裁量が凄く苦手だからスケジュールで埋めると安心すると聞いた事があります。
    そういう人達にとって何もしていない時間を過ごせるって凄い能力開発時間だって気づかせていただきました。だって自由裁量で自由時間を選択してるんだもの!いつも気づきのあるブログをありがとうございます^_^

    P先生のペースでぼちぼちと、リアルの患者さんの為にもブログの読者の為にもお身体だけは気をつけてくださいね。

  6. それな より:

    「何もしていないように見える」つながりで

    体の中の感覚をどうにか治めようとしている時も「何もしていない」ように見えることもありますね。
    例えば、お腹の中のモニョモニョするガスが出てくれるまでは、張りが気になって他の事どころじゃない!出すためには横になってお腹に集中しないとうまく腸が動いてくれない。そんな時にお風呂入れと言われても、入ったら余計に張って腹痛コースまっしぐらだから動きたくない!とかね。

    あとは言葉に言い表せられないゾワゾワとかザワザワとかズンドコとか色々な感覚が中~高校時代は酷かった。治めるのに忙しかった。あれは何だったんだろう。謎です。

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