不登校

9月1日の「学校に行きたくない」

新学期ですね。

 

一説によると、9月1日って子どもたちにとって一番キツい日だそうで。

そう。

学校に行きたくない病を発症する日。

 

みんなしんどい

病院に、続々と電話が来ている。

 

母
学校に行きたくないと言っています。

予約を早めてください。

 

母
朝、全く起きなくなりました。

予約を早めてください。

 

9月だなと思う。

みんなしんどいんだな、と。

 

余談だが、僕の外来の混雑具合にはムラがあって。

学期始めは混みやすく、予約が取りづらくなっている。

ホントすみません。

 

 

閑話休題。

 

新学期だ。

みんなしんどい時期だ。

 

ウチの子が突然、「学校に行きたくない」とか言い始めたら。

 

とりあえず休ませるのがアンパイ。

 

その「学校に行きたくない」が、青天の霹靂なら。

想定外であればあるほど。

 

とりあえず休ませるのがアンパイ。

 

僕はそう思う。

 

 

ひょっとしたら、ベストな選択じゃないかもしれない。

なんで学校に行きたくないのか、どう考えているのか、どんな状況か、すぐには分からないからね。

押した方がいい可能性はある。

 

でも、ベターな選択ではある。

最悪は免れる。

とりあえず、急場はそれでしのぐことをお勧めしている。

【不登校】初期対応が大事ある日突然、子どもが言い出す。 この時、親がどう対応するか。 先生や周りの大人がどう対応するか。 ...

 

休み癖について

学校を休ませる提案をすると、まず言われる言葉。

 

母
 そんなことをしたら休み癖がつきません?

 

この休み癖、もしくはサボり癖という言葉なんだけど。

個人的に好きじゃなくて。

 

 

休み癖って何やねん。

僕なんて、休むために生きていると言っても過言でないのに。

 

ダラダラする時間を確保するために、チャキチャキ働くのだ。

人生の大きな目的が、「休むこと」と「寝ること」だ。

 

何の生産性もない時間をダラダラと浪費するのが至福だ。

アイスとビールとゲームでさー。

そのために働いてんだけど。

人格否定かコノヤロー。(客観的に、自分終わってんなとは思う)

 

 

ま、僕のサボり癖については置いておくにしても。

人間、休む時間って絶対に必要だ。

頑張り続けることはできない。

むしろ、ちゃんとしている人ほどしっかり休んだ方がよいように思う。

 

休むから、頑張れるのであって。

頑張ったら、次は休むのだ。

当然だ。

 

その子は、ここまで頑張ったから、今休みたいのだ。

じゃあ休もうぜって話でさー。

 

 

休み癖?

結構じゃないか。

 

逆に、『休まない癖』の方がヤバくない?

 

しんどくて、心も身体も潰れかけてさー。

それでも頑張る、「休まない癖」。

 

ヤバない?

そっちの方が人生の足を引っ張るように思うんだけど。

 

 

疲れたら、休むのだ。

当然のことだ。

 

もちろん、身も心も限界で休みたいって人ばかりじゃないのは理解できる。

休めば解決ってわけじゃない人もいる。

背中を押した方がいいケースだって、実際たくさん経験する。

「ここは押した方がいい」と判断できるなら、むしろガツンと押して欲しい。

 

でも、その「学校に行きたくない」が、想定外なら。

晴天の霹靂なら。

なぜそう言い出したか確信が持てないのであれば。

 

とりあえず休ませるのがアンパイ。

 

僕はそう思う。

 

まとめ

 

新学期だ。

休もうぜ!

 

気楽にさ。

とりあえず、休ませたらいーよ。

 

後のことは後で考えたらいい。

明日できることは、今日やらない。

↑コレ、僕の座右の銘。

結構気に入っている。

 

 

明日考えよう。

今度考えよう。

頼んだ、未来の自分!

 

大丈夫。

ちょっと休んだくらいで人生終わったりしない。

むしろ、頑張りすぎて潰れる方が回り道。

これからの人生を頑張るために、めいっぱい楽しむために、今休むのだ。

POSTED COMMENT

  1. クマさん より:

    「休まない癖の方がヤバくない?」
    それはそう!絶対にそうだと思いました。
    どんなに辛く心身共にボロボロでも休まない、
    結果自分で自分の命をたってしまう方もいる。
    そうならないために、疲れたから休むという判断ができたことに寄り添ってあげて一緒に頑張っていきたい。

  2. こあら より:

    高齢出産だったので、これを読んでいる皆さんより昭和だと思いますが、、、。

    自分の学生時代は「今日から俺は」に出てくるようなツッパリ、と呼ばれる子がいました。
    不良とは喧嘩するし、先生に歯向かうけれど、大人しい子や発達障害の子のことは馬鹿にしなかった。

    むしろ、調子に乗ってクラスで偉そうにしている子に睨みを効かせていて、ツッパリが見ているから弱い者イジメがやりにくかった。

    私ら1軍だし〜
    大人しい子は陰キャ〜
    などとほざくおバカの頭を押さえつける強い同級生が今はいないから、エスカレートする子とターゲットになりたくなくて傍観する子達になるんだろうな、と感じます。

    昭和は良かったなぁ~。
    数年上の代は、夜中に中学校の窓ガラスをバッドで割ってましたけど(笑)

    陰湿なところで心をすり減らすことはないと思います。
    でも、陰湿なところを卒業したら外に羽ばたいてほしいです。

  3. ろんぽん より:

    こんにちは。まさに私が今そうです。転職を繰り返し、ほんの少し疲れてしまい休んでおります。言語理解だけが高いせいかマルチタスクが出来ないはケアレスミスが多く、これからどうしようか悩み中です。適職が見つからず困っています。

  4. goro.ks より:

    久しぶりにコメントします!親の心も子の心も軽くなる記事ですね!暗かった気持ちがちょっと晴れてきました。落ち込んだらまたこの日のページ読みます。

  5. アンパンマンマン より:

    頼んだ!未来の自分

    パワーワードですね。
    すごく刺さりました。
    未来のためにこんなにみんな頑張ってるんだ。
    過去の自分にも、過去の子供達にも声かけてあげたいです。
    「ちょっとこっちに回していいよ!」って。
    ヨシヨシ頑張ってるねぇ。

    今辛い時は、未来の自分にヨシヨシして欲しいです。
    とりあえず、家族中ズドンと落ちてる9月でした。

  6. あお より:

    夏休み明けにこんなに多くの子たちが学校を拒否するのはやはり異常だと思います。
    それをなぜ世間は子どもたち自身のせいにしたり、家庭の育て方が悪というのでしょう。

    生きるのをやめようと本能から選んでしまう子が出てきてしまってるのは、何かシステムがおかしいんです。

    苦しんでる子どもたちが苦しみから逃れられますように。願うばかりです。

  7. 朝はチーズパン より:

    こんばんは。ロム専なんですが初めてコメントします。
    こちらは8月下旬より新学期が始まり登校したのは初日のみ!
    …予想は少ししてましたが、すんなり登校するんじゃないかと希望もひそかにしていたので、あー…という感じです。

    休んで良いかなー?と何度も書かれてこちらもイラっとして、自分のことなんだなら許可を求めないで休むって決めなさいって言ったら、その日から堂々と休んでいます。

    仕方ないので親子でスプラトゥーンしてます笑
    こちらにも親のプライドがあるんで絶対に負けられない戦いが始まっております。。。
    (ムリ。若者の反射神経にはとても勝てない)

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