親子関係

褒めるかわりに〇〇してみる?

子供を褒めるって難しいですよね。↓

「褒めるところがないんですけど」「お前のブログ、子供を褒めることについて書いてないのな」 「褒めることの重要性をわかってないんじゃね?」 いくつかコ...

 

子供を褒めて欲しいと言いつつ、まぁ結構難しいよなーとも思う。

トンチンカンな褒め方をしても、子供は混乱する様子。

実際そういう子って結構いるし。

親御さんも、受診直後は「褒めよう!」と思うものの、数日も経てば日常に流されガミガミ言ってしまう。

 

じゃあどうすれば?

 

とりあえず、褒めなくてもいいんじゃね? と思う。

どういうこと?

 

とにかく傾聴

僕はかなり意識の低い人間でして。

マジ人間のクズ。

無理とか忍耐とか努力とか、敵だと思ってまして。

 

だから、無理に褒めなくていいと思う。

無理やり褒めようとするから変な感じになる。

もちろん無理なく自然に褒められるなら、それに越したことはないし、そうしてほしいんだけど。

でも、なんか無理やりな感じになっちゃう場合。

 

ただただ『傾聴』するのはいかがでしょうか。

 

 

ただ聞く。

その子がどう考えたか。

何を気にしてどう思っているか。

あなたはそう思うんだね」の魔法の言葉とともに。

 

もちろん時と場合による。

口を挟む必要がある場合もある。

明らかに間違った解釈とか、褒められたいアピールが透けて見える時とか、親の意見を求められた場合とか。

 

でも、そうじゃない場合。

「価値観の違い」とか「そういう考えもあるよね」で良いような内容については、意見を挟まない。

ただただ聞く。

正解がない事柄は特に。

そして絶対的な正解のない事柄って、かなり多くないですか?

 

もちろんそれだけでは子供の欲する対応の全てを賄うことはできない。

全部はムリです。

でも、7合目くらいまではいけるんじゃないかなー。

7合目って結構見晴らしいいよ?

「親が自分の意見を聞いてくれた」って、子供は相当嬉しいと思うけど。

ダメ?

 

評価しない

褒めるってことはつまり「それは良いことだね」という評価だ。

逆に叱るのは「ダメなこと」という評価。

 

これを、意識して手放す。

良いとか悪いとか、評価しない。

ただ聞く。

 

この子はそう思った

これは紛れもない事実だ。

とりあえず、その事実のみを承認する。

実際に事実なので、親御さんの心理的なハードルも低い。

 

あなたはそう思うんだね」だ。

そこに嘘偽りは何一つない。

親御さんの気持ちを押し殺す必要もない。

 

その子は、そう思った

ただそれだけ。

 

「でもそんなこと言ってられないでしょう」

「それは違って、こうした方がいいよ」

「そんな甘えた話は通用しないよ」

こんなふうに親の物差しで子供の意見をぶった切ることを避ける。

余計なことを言わない。(親にとっては大事な教えでも、子供にとっては余計なお世話かもしれない)

これだけでも、すごく意味があると思う。

 

評価しない。

ジャッジしない。

 

褒めなくていいから、まずはこれだけ意識してみてはいかがでしょうか。

ハードル下がると思うんだけど。

 

興味あるよ、承認するよ

僕の個人的な考えだけど、親にされたら嬉しいことというか、これがあれば満足! という要素が二つある。

 

  1. 子供に興味を持つ
  2. 子供の考えを承認する

この二つだ。

 

僕は親から興味を持たれなかったから、そのしんどさはよく知っている。

そして外来にいらっしゃる親子を見ていると、子供に興味はあるんだけど、承認や信頼がないんだなーと思う。

この子はできないはず、失敗するはず。

だから先回りして失敗の芽をを潰しておこう、みたいな。

子供の言う通りにしたら失敗するに決まってるから、親である自分が導かなきゃ、みたいな。

こっちも、子供はかなりしんどいと思う。

 

逆に言うと、この2点さえ押さえておけばそれでいい。

あとは親御さんの人生をエンジョイしていただけばと思っている。

 

 

で。

この観点でみると、子供の話を傾聴して、「あなたはそう思うんだね」

これだけで上記2点を網羅しているのだ。

  • あなたの話に興味あるよ、聞かせて?
  • あなたの考えを承認するよ。

この2つのメッセージを伝えることができる。

 

無理に褒めなくていい。

ただ聞く。

これだけで、かなり良い線いってると思うんだけど。

 

まとめ

子供の話をただただ『傾聴』する。

お茶うけに、「あなたはそう思うんだね」。

 

お子さんをうまく褒められない親御さんは、試してみてもいいかもしれません。

POSTED COMMENT

  1. にゃにゃ子 より:

    いつも大きく頷きながら読ませてもらってます。我が家の中が見えてる?!と、ちょいと本気で思ってしまうほどです。

    今回も、素直になれない母(というか私)にはぴったりの記事でした。分かっていてもなかなかできない”それ”を、”子供の話をただただ聴いて「あなたはそう思うんだね♡」(ハートでも付けて)を言えばいい”なんて。

    はい、すぐやります!

    これはお互いwin-winですね。
    (win-winの使い方違ったらすみません)

    P先生、いつもありがとうございます。

  2. ぴぴぴ より:

    うちの娘は本心から褒めても『どうせやらせようと思ってるから褒めてるんでしょ!』と言うタイプなので、いつからか褒めるのはやめて認める声掛けを意識し出したら、表情がすごく柔らかくなりました。

    認めることを続け、過去の娘よりも今出来る様になった事を少しずつ褒めるようにしたら、学校いこうかな?と最近頻繁に言うようになりました。

    私自身、朝から起きるには相談室登校すべき!との考えを捨て去ったのも娘に影響してるのかな?と思ってます。

    不思議なもので色々諦めると、娘へのプレッシャーがなくなるのか、いい方向に動き始めています。

  3. ぼん より:

    うちの息子は褒められると、そこに私の期待が含まれる、もっと頑張れということという解釈になり、素直に受け取ってくれません。
    興味を持つ、承認する、それだけでいいのですね。
    試してみたいと思います。

    いつも沢山の気付きをありがとうございます。

  4. miki0371yh@gmail.com より:

    先生‼️

    お茶うけ😂
    その言葉、しっかり頭にインプット出来ました✨

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