親子関係

子供が動く魔法の声かけ

母

いくら言っても〇〇しないんですけど、なんて言ったらいいですか?

 

〇〇の部分は、宿題しないとかゲームをやめないとかの小さいことから、受験生なのに勉強しないとか不登校が長引いてちっとも動き出さないとか大きなことまで様々。

なんて言ったらいいですか?

 

魔法の声かけ

このブログの読者さんならお分かりかと思うが、親の思う通りに子供を動かす『魔法の言葉』なんて存在しない。

こう言ったらこう動く、とかありえない。

子供が勝手に本や漫画とか、好きなアーティストの曲の歌詞とかから刺激を受けることはあると思う。

でも親が意図してコントロールすることはできない。

 

だから「私(母)の言うことは聞かないんで、先生から言ってやってください」とかも無理。

全然無理。

 

まず、子供をコントロールしようという気持ちを手放してほしい。

そこからスタートだ。

それはご理解いただけると思う。

 

子供に響く声かけ

その前提の上で。

子供に響く(届く)声かけというのも確かに存在する。

 

お小言じゃなくて、例えば日常生活において「そろそろご飯を食べてくれないと片付けられなくて困る」とか「準備してくれないと遅刻しちゃう!」って場面はありますよね。

大きいことだと「不登校だけどそろそろエネルギーが溜まっていそうだから動いてみていいかも」とか、「HSCだけどここは背中の押しどころだと思う」とか。

 

そんなときに、母の提案を素直に受け入れる子と、全く聞かない子といるようだ。

言葉が届くご家庭にはやっぱり共通点があると思うので、それを書いてみる。

 

声かけのコツ

親の話を聞くかどうかは、子供が親を尊敬しているか否かにかかってくると思う。

尊敬していれば、つまり親の言うことは聞く価値があると思い、つまり聞く耳を持つ。

 

じゃあどうやって尊敬させるか。

そこにはコツがある。

  1. 子供の話を聞く
  2. かっこいい大人になる

この二点。

 

尊敬させるというと、親の威厳を示すために力を誇示したり、良かれと思って先回りして子供をコントロールしたりしがちだけど、そういうのは逆効果となるようです。

 

① 子供の話を聞く

話を聞いてもらった経験のない人が、人の話を聞くなんて出来っこない。

これは絶対。

 

親子関係だけじゃなく、大人になったあとの対人関係にも尾を引く。

親に話を聞いてもらった経験のない人は、大人になっても他の人の話を聞けない。

なのでトラブルが起きまくる。

 

人の話を聞くためには、まずは自分の話を聞いてもらう経験が必要。

ここ、テストに出るのでよく覚えておいてください。

 

 

子供の話をしっかり聞くこと。

子供は未熟なので、変なことを言う。

「そうじゃなくて……」と先回りして答えを教えそうになるけどそこはぐっと堪えて。

 

あなたはそう思うんだね

 

このセリフをお勧めしている。

正解・不正解とか度外視で、まずはその子の意見を受け入れる。

変なことを言っていても、「あなたはそう思うんだね」。

筋が通っていなかったとしても、「あなたはそう思うんだね」。

正誤は関係なしに、「その子の考え」をまず受け入れる。

間違った内容を肯定するわけではないので(子供の『考え』を肯定するだけ)、親の心理的なハードルも低いと思う。

 

魔法の言葉を聞かれたら、僕はこの言葉を推している。

 

あなたはそう思うんだね

 

普段から子供の話をそのまま聞くことを意識するとよい。

他愛のない話(友達の面白い話(何が面白いのか大人にはわからない)とか、僕の考えた理不尽クイズとか、将来プリキュアになりたいという野望とか)も、積極的に聞いてあげて欲しい。

めんどくさいのはよくわかるけど。

 

自分の話には価値がある

なぜなら親が熱心に聞いてくれるから

ってことは、そんな話をする自分にも価値がある

自己肯定感アップ! エレメントレベル上昇! キュア自己肯定感!

 

その経験は自己肯定感の礎(いしずえ)となり、子供の心に着実に残っていく。

② かっこいい大人になる

子供の話を聞くと、親は「自分の考えを尊重してくれる人」になる。

でも、じゃあ尊敬できるかというと、それだけでは足りない。

 

どんな人の意見なら聞くか。

かっこいい人だ。

 

やっぱり「その人みたいになりたい」という気持ちは外せない。

漫画や芸能人から影響を受けるのも、「その人みたいになりたい」という憧れが絶対にある。

「カッケー」と思うから言葉が響くのだ。

「カッコ悪ッ」と思う人の意見なんて聞くわけがない。

 

子供がプリキュアの真似をするのは、プリキュアになりたいからでしょう?

プリキュアが「テレビは離れて見てね」と言ったら聞く。親が言っても聞かないのに(怒)

プリキュア(もしくは仮面ライダー)のかっこよさは絶大だ。

年齢が上がっても同じ。

かっこいい対象は変化しても(ドラえもんとか妖怪ウォッチとかニジューとか)、子供は「かっこいい人」に憧れる生き物である。

 

 

かっこいい人の意見なら、子供は聞く。

そのためには、親御さんがかっこいい大人になること。

つまり、ご自身の人生をエンジョイしていること。

「私の言う通りにすると、私みたいに人生楽しいよ」

それに対し子供が賛同すると、提案に乗ってくる。

人生つまんなそうな親がガミガミ言っても、子供には響かない。

 

まとめ

以上、子供を動かす声かけについて。

 

外来でも

  1. 子供の話を聞く
  2. かっこいい大人になる(=親が人生を楽しんでいる)

この二点を(無意識にでも)実行されているご家庭は、話が非常にスムーズ。

不登校とか反抗期とか発達のかたよりとかはあっても、ひどい状態、つまり

  • 日常生活がままならなくて困る
  • 子供が無視するのでイライラ、あとで自己嫌悪
  • 動かない子供に親が先回りしてキレられて大惨事

とかにはならない模様。

だからさほど困らないし、親子とも安定して過ごすので、予後がよい。

 

逆に上記「言うことを聞かないんだけどどうすれば?」という質問が出るご家庭は、この二点をやっていないことが非常に多い。

参考にされたし。

POSTED COMMENT

  1. ミッキー より:

    イケジョ❗️目指します😂

    てか、子供は見てくれてる‼️と思えば
    様々なこと頑張れます☺️

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