コレの続き。
完璧主義でこだわりの強いHSCには、「知識として」非HSCの感覚を教え込むという話。
なんだけど。
「そんなもんなんだなー。じゃあ、怖いけどやってみよう!」って子と、「ムリムリムリムリ絶対ムリ!」って子とに別れる気がする。
この差って何?
人の意見を受け入れる子と受け入れない子の違い
- 納得できなくても、知識として理解したなら実践してみる子。
- そうは言ってもテコでも動かない子。
このこだわりの強さの違いってなんだろう?
自己肯定感だと僕は思う。
素直に動く子は、「怖いけど、でもお母さん(先生、医者など)が言うならそうかもしれない。失敗するかもしれないけど、試してみよう。」と思う。
動けない子は「そんなワケないじゃん何言っちゃってんの? 〇〇しなきゃみんなから嫌われるに決まってんじゃん怖すぎ!」と思う。
この差。
自己肯定感じゃないですか?
怖いけど試してみる子って、ある程度自己肯定感が高いんだと思う。
失敗するかもしれないけど、でも大丈夫だと心のどこかで安心感を持っている。
失敗したら即人生終了ってわけじゃない。
自分には価値があるから、ここで失敗しても、世界でひとりぼっちになるわけじゃないし。
そう思うから、えいやっとトライできる。
やってみると、生きるのが少し楽になる。
怖くて試せない子って、その安心感がないんだと思う。
失敗して嫌われたら人生終わると思ってる。
自分には価値がないから、失敗したらみんな見限るに決まってる。
ひとりぼっちになってしまう。
そんなの耐えられない!
そう思うから、絶対に納得しないし行動を変えない。
ずっと怯えて過ごすことになる。
この差。
HSCは特に自己肯定感が下がりやすい
HSCは特に自己肯定感が下がりやすい。
「人と違う」し、「その差を敏感に察知する」からだ。
構造上『自己肯定感』が下がりやすい人種なんだけど、でもHSCだからこそ特に『自己肯定感』が大事になってくると、僕は思う。
自分の感覚で生きると、しんどいばかりであまり成果が得られない。
だって世の中の8割は非HSCだから。
「自分は自分、人は人」という線引きが大事。 ※自他境界という
HSCは自分と他人が混ざりやすいので、あえてしっかり境界線を引くとよい。
自分はこう思うけど、相手は別に気にしてないんだな、と線引きをして生きていくとラク。
この線を引けるかどうかが『自己肯定感』に依存すると僕は思っている。
非HSCも傾向は同じ
非HSCも、HSCほどじゃないけど理屈は同じ。
「何かにトライしてみる」とか、「(自分は納得できなくても)人の意見を信頼・尊重する」って、ある程度の自己肯定感がないと難しくなる。
「失敗しても死ぬワケじゃないし」という安心感がないと、なんの行動も起こせない。
自分の殻に閉じこもるしかなくなる。
すると余計に自己肯定感が低くなる。
逆にえいやっとやってみると、世界は広がる。
成功する確率はぐんと上がるし、成功すると自己肯定感が上がり、次も挑戦しやすくなる。
失敗しないためには「行動しない」しかない
失敗が怖いのはわかる。
でもそれに支配されると、「行動しない」という選択肢しか選べない。
(自分の考えを変えないのも「行動しない」に含まれる。考えに固執して頑張りすぎるのも、本人が疲れちゃうなら「行動しない」と同じこと。)
失敗しないためには、行動しないしかない。
行動しなければ絶対に失敗しないもん。
でも、絶対に成功もしない。
あるときふと考える。
さて、成功できない自分、誰のせい?
『親のせい』だ。
まとめ
ってことで、自己肯定感。
これが一番大事だと、僕は思う。
失敗させないように親が先回りすることじゃない。
失敗しても立ち上がれるように、自己肯定感を高めてあげること。
子供全員そうだけど、中でもHSCは特に、自己肯定感を意識した子育てをお勧めしたい。
めっちゃ自己肯定感書って書けば深層心理に残るかな。
自己肯定感ですよ、自己肯定感。
今日の夕飯は自己肯定感にしましょう。
夕立がありそうなので、忘れずに自己肯定感を持ってお出かけください。
……このくらい書けばいいですか?
我が子が自己肯定感が低いようで、過保護にしすぎたのかなと反省しています。
どうやら自己肯定感の意味を間違って解釈していたようで、色々なことができて自信になるように(できないこともなくしてあげたい)と小さな頃からなるべく経験や習いごと・勉強をさせてきました。それは子供のためではなかったのかもと最近気づきました。
これからはできないことをなくすのでなく自己肯定感を意識しようと思ってはいるのですが…
あらためて考えると何なのか、一度持つとなかなか消えないものなのか、何歳までが良いとかあるのか、ネットにこうすれば良いと色々書かれているけれど本当は子供に何をすれば備わるものなのか、考えだすと難しいです。
HSP.HSC初めは子供から聞いてなんの事かわならなかったでした。学校で言われたのかも。
診断は受けていません。先生が以前言われたよう、曖昧な感覚でしか診断できないなら本人の希望がないのでやめました。
高校いけなくなってしまいました。
次の学校へ来週から行きます。親が見せ(三件目)、本人が気に入った様です。
さとゆずさんが言われるように自己肯定感上げるにはどんな言葉かけがいいのか具体的に教えて頂けたら嬉しいです。甘えてすみません。
親も自信喪失になっていて…それこそ自己肯定感あげなきゃいけませんね。
はい‼️
寝るときには冷えないように
自己肯定感をかけて眠ります。
これ
自己肯定感
私も欲しい‼️
だから
息子にも
しっかり握らせてやりたい‼️
寝るときはしっかり自己肯定感をかけてくださいね。
怒涛の 自己肯定感!!攻撃に、笑いました😆
これだけ連呼されると、さすがに染み込みます。
前の記事でも書かれていた、「HSCの子供に親が与えられるものって、自己肯定感しかないと思う」という言葉を、毎日毎日心の中でつぶやきながら、子どもにどう接するかの基準にしています。
辛さから逃げたくて、そのままの子供を認めず、学校行かないとうちの子じゃない、くらい突き放して、あきらめてもらって、通わせてしまいたい、、、と考えてしまうこともあるけれど。
遠回りに見えても、そのままでいい、何があっても愛してるよと伝え続けていくのが、私にとっても子どもにとっても幸せに近づく道だと信じて、ブレながらも修正しながら、進んでいこうと思います。自己肯定感!
自己肯定感! ですよね笑
遠回りしても、お子さんがそのままの自分を好きになれる方が、ずっと将来の役に立つと僕は思っています。
自己肯定感!