ある日突然、お子さんが不登校になった。
全くの想定外。
晴天の霹靂。
その時、「まず最初に」、何が知りたいですか?
何が知りたかったですか?
経験のある方に、お聞きしたいことがありまして。
お子さんが不登校になったとき、最初に知りたかったことは何ですか?
マジで最初の最初。
超初期。
最初に、相談窓口なりカウンセラーなり医療機関なりに相談に行って、得たかったものは何でしょうか。
まったく予期しない『不登校』という状態に、我が子がなった。
突然。
体調が悪いって言うから休ませたけど、アレ、今日も行かないの?
アレレ、明日も?
明後日も?
行く気配が全くない。
これってもしかして、『不登校』ってやつ⁉︎
もしくは。
今学期に入って、遅刻やお休みがかさんでいる。
学校の話をすると明らかに不機嫌。
毎朝バトルの末、ゾンビのような顔で登校する。
体調が悪くて絶対ムリって日もチラホラ。
夜になると「明日は行くよ!」と言うものの、翌朝はやっぱり……。
こんなとき。
まず最初に、何を考えましたか?
何が知りたかったですか?
と、いうのもですね。
そこんとこを知りたい理由が個人的にありまして。
マジで他意はない。
知りたいだけ。
悪用しない。
みなさん、どう思ったのでしょうか。
僕は、経験がないので。
自分ごととして、「突然、予期せず不登校児の保護者という立場になった」って経験がない。
患者さんに話を聞くだけしかできなくて。
しかも、最初の受診って焦って話がまとまっていない方も多くてですね。
そもそも僕の初診までかなり待機があって。(引き続き激混み中)(ホントすみません)
「最初の最初」で受診される方は非常に少なかったりする。
だもんで、わからないんですよ。
不登校の最初の最初って、何を考えました?
何が知りたかったですか?
経験のある方や、気持ちがわかる方。
よろしければぜひ教えろください。
相談機関に相談に来て、何が知りたいでしょうか。
最初って、何を思うのかなー?
やっぱ、
登校させる方法
かしら。
いかに正しい道に戻すかで、頭がいっぱいでしょうか。
それか、
適応指導教室やフリースクール等の情報
ですか?
学校以外の選択肢の情報収集が一番最初?
他の子がどうしているかとか?
だとすると、一緒に
不登校の予後
もでしょうか。
このまま人生が終わらないって、データを示してほしい?
あと、医療機関に相談に来る場合は
その子の特性
が知りたいでしょうか。
発達障害やHSCなど、どんなタイプか知りたくて?
付随して、
不登校の理由
が欲しい情報でしょうか。
「特性から〇〇がしんどい」とわかれば、再登校すると考える?
理由がわかれば対策できるからね。
それともそれとも。
子どもにフォーカスが当たるのは後で、まず最初は
親の対応方法
でしょうか。
親御さんのふるまいの「正解」を求めますか?
そこから派生して、
これまでの子育ての悪かった点
が知りたいでしょうか。
子育てを間違えたから不登校に至った?
じゃあ、そこを正せば不登校が「治る」?
とにかく、
家の環境
でしょうか。
家は快適にすべきか、居心地悪くすべきか。
家族はどう接するか。
勉強はどの程度させる?
ゲームやネットは?
登校刺激の強さ
でしょうか。
無理やり行かせるべきか、むしろ行かせないべきか。
その正解が知りたいでしょうか。
体調不良の治し方
ですか?
頭痛や腹痛が治れば、学校に行く?
朝起きられるようになる方法
も、そうですか?
「起きられないから行けない」ですか?
さらに想像を巡らせる。
何が知りたいかすらわからない
ってこともありますか?
「最初の最初」だもの、とにかくパニック状態でもおかしくない。
聞きたいことは特にない
なんてケースも?
不登校になったら、なんとなく受診するもんだと思って。
学校の先生から行くように言われて。
相談機関につながっておくと、なんとなく安心で。
むしろ、逆もあるのか。
聞きたいんじゃなくて、聞いて欲しい
ってことも。
情報を得たいんじゃなくて、今の気持ちを聞いて欲しい。
その場合、聞いて欲しいのは親御さんの気持ちですか?
それともお子さんの?
お子さんの気持ちを聞き出して欲しい場合、具体的に何が知りたいですか?
第三者に情報を聞き出してもらう場合、どんな内容をどの程度期待するでしょうか。
思いつく範囲で挙げてみた。
他、全然違うアプローチもあると思うので、ぜひ教えてもらいたい。
僕のあげた中で、冷静に考えると「そりゃムリだろ」って内容も多いと思う。
学校に行かせる方法とか、どのケースにも当てはまる絶対正解の対応とかね。
そんなの存在しないわけだけど。
でも、最初の最初だ。
そこまで冷静に考えるのも難しい。
責めたり、論破する気は全っっっっっ然なくて。
ただ純粋に知りたいのだ。
不登校の、「最初の最初」。
親御さんのニーズは何ですか?
これから不登校になる人たちに。
今まさに、「最初の最初」にいる親御さんに向けて。
経験者の方から「最初の声かけ」をするとしたら、何を言うでしょうか。
マジ個人的にね。
知りたいのよ。
実際のニーズが知りたい。
僕の立場からじゃ、見えないから。
あーそれ分かるよ! って人。
教えてやってもいいよって、優しい人。
ぜひぜひ、教えろください。
コメントに書いてください。
謝礼に、書き込んだスマホやPCの予測変化がアホになる呪いをかけておきます。(迷惑)
僕のPCには呪いがかかっていて、「知能」が「チン王」になる。(とても迷惑)
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知りたいのは
「不登校になった原因」です。
特性があるのは分かっている。
成長もゆっくりで会話も幼い。
勉強もできる訳ではない。
でも本人は結構できてると思っている。
その自己肯定感の高さからか疑問にも思わず毎日学校へ行っていた。
ある日急に ムリ。
「何か」あった?
いじめとか、先生からふいにグサっとくる事言われたとか
実は積もり積もってた不満があったとか
その全部とか
とにかく「原因」が知りたい
まずは子供の特性と対応方法を知りたかったと思います。
自分なりにいろいろと考えて、娘はこういう特性があるのではないかと思っていましたが、それを共有したり、別の視点から見てくれる人が欲しかったと思います。
SCもまずは傾聴で、初回からガンガンアドバイスくれることはあまりないと思うので・・・
その上で、親としてどういう対応がいいのか知りたかったです。近道や正解はないにしても、初期に親が焦って間違った対応をしてしまうことは往々にしてあることだと思いますし、それによって子供が余計に苦しむと思うので、親がラクをしたいからというよりは、子供に余計な苦しみを与えないために、「これはしちゃだめ」とはっきり言ってもらえるのがいいかなと思います。
理想論ですけど。
先生のブログにはいつも助けていただいています。
先生のような小児科医にかかれたらよかったなぁ。
三兄弟同時に夏休み明けに不登校になり、うつ状態になったときは自分の子育てを責めました。今ではそれぞれ笑顔で過ごせていますが。子どもたちを置いて仕事に行くのも不安でした。どう情報を取れば良いのかさえわからず、いろんな人に聞いてまわりましたが、結果その子その子で違うから正解なんてない、笑って生きてくれてたらそれだけで十分。不登校を経験しなければこんな当たり前のことさえ気づけなかった母親だったと思います。学校登校以外の情報をどう取れば良いのか知りたかったです。
最初の最初ですね。
この子は不登校になるのか、とドキドキしながら、少しネット検索すれば「ゆっくり休ませましょう」とでてきます。
この情報が、本当に正しいのか、法律で決まっていますよ、くらいの常識としてどこかに掲げて欲しい。教育委員会のホームページの最初のところ辺りとかに。
そのあとは、不登校関連の名だたる心理学者や精神科医の先生方などが書かれた本を「コレ見て」的にまとめておいてくれたら、子供を休ませてる間に、死に物狂いで読み漁り、親の心を落ち着かせる事ができるので、これが早急に必要だと思います。
私は結局、他の情報よりもP先生のブログで、結局雑談の大切さ、家を安心安全にすれば大丈夫とわかったので、親の心が落ち着いた事が、回復に繋がったと感謝しております。
ほんとの最初、一体何が起こったのかわからなかった。学校大好き!友達大好き!の子が急に朝起きられなくなり、自分の部屋から出られなくなった。
子供がいったい何を考えているのか、何が原因なのか、それを知りたかった。原因が分からなければ対処できない。と思っていた。
心療内科に通っても睡眠導入剤を渡されるだけで、何の役にも立たなかった。
その頃のことは、子供は何も覚えていないらしい。
今となっては、ポリヴェーガル理論的の逃走だったのではと思っています
うちの息子は幼児期にASDの診断が出ていたので、不登校になった時には児童精神科の主治医がいました。私には「絶対に無理をさせないように。とにかくゆっくり休ませて。」、子どもには「勉強はいつでも追いつけるから心配いらないよ。」と言ってくださいました。
これが一番知りたかったことかもしれません。まず親がどうしたらいいのか知ることがてきて良かったです。あとはとにかく、大多数の子と違うルートに進む不安を聞いてほしかったです。
入学前から不登校はある程度覚悟していて、不登校でも何とかなるだろうとは思っていたのですが、それでも実際に行けなくなると不安は大きく、学校を完全に諦めるのは怖かったです。
P先生のブログにも、本当にいつも救われています。ありがとうございます。
あと、不登校の保護者の思いの変化を綴ったコミックエッセイがあります。多くの保護者が通る道だろうなと感じました。今じんこ さん「学校に行かない君が教えてくれたこと」です。参考になれば幸いです。
突如激しい身体症状が出て、学校どころではなくなった子供がいます。
投薬で少しは抑えられるようになった頃は、学校へ無理しても行かせるべきか、本人の気持ちを尊重して休ませるべきか悩みました。その時はSSWの先生から「マズローの欲求階層説」を聞き、休ませることにしました。
また、学校は休ませたものの何をどうすればいいのか途方に暮れ、介護でいうケアマネージャーのような人(どういう支援機関やサービスがあって、うちの子にはどういう所と関わればいいか教えてくれる人)がいてほしいと本当に思いました。
全くの素人が一から、情報収集の仕方も分からない中から動くのに大変なエネルギーが必要でした。
自分の内や外からの、ペリーをはね返す言葉が、一番欲しかったように思います。
「辛い時、学校は休んでいい。」「学校が合わなかった、それだけ。あなたの育て方が悪かったんじゃない。」と言われてはじめて、ペリーの砲撃にめげずに精神的に安定し、我が子の玉を観察する余裕がうまれました。
P先生のブログを読んで、うれしくて泣いたことを思い出しました。その節は、ありがとうございました。予測変換の呪い、逆に楽しみです!
小、中と二人の子供がいますが二人とも不登校中です。
私は珍しいほうかもしれませんが、いつか二人は学校が苦しくなる時が来るんじゃないかという心づもりがあり情報はちょこちょこ調べてはいました。特に高校から先の進路ですね。いざ不登校になってからは何かしらの安心できる情報が欲しくてよく探してました。先生のブログもそうです。私のメンタルが安定していればきっと大丈夫な気がしたんです。うさんくさい不登校ビジネス溢れてますしね。
五月雨登校3年目です。
学校に行きたくないと言われてから2年くらいは右往左往パニックでした。
⚫︎なぜ息子は普通に登校できないのか。特性の問題か。
⚫︎母親としてどう対応すべきか。
母親として自分を責めながら、厳しく対応せねばと今考えると息子を余計に傷つけた時期もありました。
『経験談』と、『医療的な視点』が母親の安心感につながり、子どもの安心感に結び付くような気がします。
何より、P先生のブログは安心感につながっています。治るとか治るとかじゃない。本人の玉を見ることの大事さ。大変感謝しています。