コメント、いつもありがとうございます。
全部読んでます。
新たな視点に気づかされたり、意図がうまく伝わると心の中でガッツポーズをしたり。
一つ一つの質問には答えられなくて、申し訳ありません。
特に「こんなことで困っています」「こんな場合はどうすれば?」的なコメントは、個別のケースに答えるのがなかなか難しい。
一般化できる内容なら良いんだけど。
なんてコメントには、小さな僕が全力でエールを送っている。
小さな僕が……たくさん……。
こんな感じで……。↓
もしくは、コレで。↓
ふと気がつくと、窓の外。
ふと気がつくと、家の中。
こんなコメントをいただいた。
あ、たまにコメントを取り上げるけど、その時の気分です。
そのコメントが特段何かってわけじゃない。
他にも取り上げたいコメントが死ぬほどあるんだけど、僕のエネルギーの問題で。
マジで素晴らしいものがたくさんある。
ぜひ読んでみてください。
特性
おとなしそうに見えるけれど、人みしりだから黙っているだけで。
内心はものすごく感受性が強い。
他の子の10倍位意見があるのでは?
その大部分が不平不満、怒り。不登校になる前から、学校のルールや同級生の振る舞いに対して、不平不満が多かったのだろうと思います。
ルールを「柔軟にふわっと」受け入れたり、他人に対して「そういうこともあるよね。ま、いっか」と流したり。
それが出来ないから壁に当たってしまう。変えられないことに「なんで???」と怒り、気持ちを切り替えられない。
その結果が今の不登校で、親がどうにかして復帰など、できることではないと思い知らされます。p先生のブログ、本当に勉強になります。
俯瞰して子供の内面を観察できます。それを承知の上で、、苦行だなぁ、、、(涙)
不平不満の話についたコメントね。
それなー。
不登校の「理由」って、もう、大部分がコレなんだと思う。
不登校の理由というと、確かに色々出てくる。
いじめとか勉強とか生活リズムとか家庭の問題とか無気力とか。
でもそれって、「最後の一滴」というか。
溜まりに溜まった不平不満の、「例えばの代表」みたいなものだろう。
本質は、学校の制度とか雰囲気とか人間関係とか全部ひっくるめ、学校という場所自体が『合わない』のでしょう。
だから、「表面上の不登校の理由」を解決しても、学校へは行けない。
友達もいるし、勉強も分かる。
なのに行けないなんてケース、ゴマンとある。
理由自体「わかんない」子もたくさんいて。
あれもこれも不満(もしくは不安)なのに、自分でうまくキャッチできない。
「行くべき」とか「そういうもの」「しょうがない」とか思ってる。
だから理由を聞いても「わかんない」。
そういうことだと思う。
よってコメントした方がおっしゃっている通り、親がどうにかして復帰などできるもんじゃない。
本人が納得して動き出すしかない。
僕もそう思う。
※本人が動き出すのを待つ方が良い子と、大人が御膳立てした方が良い子がいます。過去に別の記事で書いています。
苦行ですよねぇ。
僕ね。
たくさんの不登校の子たちと接してきて、正直
なんでこんなしんどい思いをしてまで社会復帰しなきゃいけないんだ!
と思ったことがあるのね。
もう、無理して人と接さなくていいんじゃない? と。
個人で心穏やかに生きていく方がハッピーなんじゃ? とね。
でも、やっぱりそうじゃない。
人は集団で生きる生き物だ。
どうしたって、人は人を求める。
その規模に個人差はあるけれど。
やっぱり、不登校支援の目的は、社会復帰だ。
僕は不登校の子に、「どうやったらこの子に合った規模の社会に身を置けるか」を基本姿勢として接している。
今の環境を少し変える(合理的配慮を依頼する)のか、
別の環境(フリースクール等)に移るのか、
まず家庭(これだって立派な社会。最小単位の社会。)に居場所を作るところからか。
先々のために、今はどこにも属さず心の回復に専念する
のも選択肢。
僕は
さて、この子が社会復帰するために、どうするのがベスト?
という視点で子どもを見ているように思う。
多分ね、もともと合わないんだよ。
学校、合わないの。
特性がある子は特に、合わない点が多く出てくると予想される。
義務教育の正解は、「多数派」だ。
少数派はどうしたって居心地が悪い。
しかも、合わないときにふわっと流せない人。
例えば、ブラック校則ってあるじゃん?
これに対して「断固納得いかん!」って子と「絶対守らなきゃ!」って子が、不登校になりやすいだろう。
白か黒か、極端な人はきっと不登校になりやすい。
「まぁこんなもんかなー」って子は不適応を起こしづらい。
加えて、合わない点の許容量にも個人差がある。
いくつか合わない点があっても「ま、いっか」って子がいれば、一点でも合わないと「許すまじ!!!!!」って子もいる。
この二つ(どちらも生まれつきの要素)の兼ね合いで、その子の限界を超えたときに不登校に至るのでしょう。
限界突破で、可能性のドアがロックされる。
全王様もオッタマゲだ。
臨界点以下なら、それでも子どもは我慢している。
小さい胸いっぱいに、不平不満、もしくは押し潰されそうな不安を抱えて。
で、限界に達した時に不登校となる。
子どもが学校を休みたいと言い出したら、その時点で限界だからまず休ませろ
っていうのは、そういうことだと思う。
言い出したときにはもう限界突破なのだ。
不登校の理由は、
の限界突破(サバイバー)
不登校対応の方向性は、
この子に合った居場所のゲット
僕はそう思ってやっている。
小さな僕がやっている。
いや、やってくる。
小さな僕がやってくる。
たらこたっぷりやってくる。
全王様もオッタマゲ。
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コメント遅くなりました…
ADHD+LDの小5息子→絶賛五月雨登校中。
HSC、ギフテッド中2娘→小5からほぼ不登校、中2から復帰したものの2学期までで電池切れ。
わが家の2人はおそらく全く不登校の理由が違うものの一つ言えることはどちらも「学校が合わない」だと思います。
中2娘は完全不登校だった去年は保健室登校でも登校扱いだったのに今年は「2学期まで通えたのだから保健室では登校扱いにならない」と言われたらしく…学校ってどうして前より頑張らせよう、努力させよう感が強いのか…
娘が先生に「君のお母さんは過保護だしな」と言われたらしく。
確かに地方の公立中でみんなどんなに遠くても毎日歩いたり、自転車で登校してるのに毎日車で保健室まで送るなんて端からみたら過保護以外なにものでもないのは自覚してますよ~
毎朝、「いってきまーす」って普通に行くなら私も送迎なんてしないし、車で駐車時まで送っても学校に入るまで1時間近くかかったり、結局入らず帰る日もあるのを先生はしらないから。
ミントくらいの生命力の子供達ならほっといても育つけどわが家の2人は新種の蘭くらい育てるのが難しい(笑)
いつもブログ楽しみにしてます!
学校合わなかったんでしょうねぇ。うちの場合、いろいろ試してダメだったので今は環境を変え、通信高校に行ってます。月1回ぐらいのだったのが、月2回ぐらいなら大丈夫になってきたり、週1しか入れなかったお風呂に週2になったり(笑)ホントに少しづつです。いろいろ自分の考えも話してくれるようになりました。
自分も気分が上がったり落ちたりも娘の調子次第でまだまだだなぁと反省しますが、P先生のブログを読んで勉強したり元気をもらってまたがんばってます。
不登校の親は苦行ですが、辛いのは子供が大好きだから。私も娘が大好きです。じゃなきゃ、P先生のブログまでたどりつきませんよね。だからなんとなく、未来は明るい気がするんです。
P先生、いつも元気をもらっています*ˊᵕˋ*
うちの中2娘は保育園時代から合わなかったようです。
幼稚園に転園して少し行けるようになりましたが小学校入学1ヶ月で行けなくなり、、
お友達もいる、勉強もそこそこできる、だけど完璧主義で敏感タイプ、だから疲れやすい。。
私も今では娘の気持ちをだいぶ理解してあげられるようになりました。
学校や幼稚園、保育園、娘には合わないのですね、おそらく。
私は娘と似たタイプなので理解もできたのかもしれませんが、夫は疲れたと出ていきました。
子供の不登校で、家族が崩壊するんですよね、、
崩壊までなくても夫婦喧嘩は増えますよね、、
そしてお母さんは精神をやられがちではないでしょうか、、
つらいっ!
と、ここで吐き出させてもらい、また頑張ります*ˊᵕˋ*!!
たまに1人でスタバに来てP先生のブログに元気をもらい、娘のもとへ戻っています。
いつも読ませていただいています。
そしていつも励まされます。
子供への理解が深まるのと、「これでいいんだ」と思えるのと、少し出口が見えそうなのと…
読んだ後はそんな気持ちになります。
特に今日の記事は、なんだか泣きそうになりました。
うまく言語化できないのですが。
P先生のような理解者が、子供の身近にも居てほしいです。
ありがとうございます。
小さい僕のヤバさが激烈!まさにオッタマゲー。
学校に合わない…そうですね。
最初はなんでそんなに融通きかないんだよー!生きづらいだろー?って思ってたんですが、今はなんか娘の考え方に美学を感じて、格好いいむしろもっと貫いて欲しいと感じてすらいます…私にないものを持っていて、ハラハラしながら応援してます。
娘は人の目を気にして頑張ってたのかと思いきや、学校行ってない今もなんかゲームでも勝手に自分のハードル設けて、ゲームの課題は十分クリアしてるのに自分のベストを常に出したがって結果勝手に苦しくなってるの見てビックリしました。笑
おぅっふって思いますが、私に出来るのはヨシヨシするくらいなんで、泣きつく娘をナデナデしながらついでに「成功してるように見える人って、チャレンジ10回目らしいよ!9回失敗してるんだって。だから猛者になると早く9回失敗するかーって思うらしいよ。」とか、失敗が平気になりそうな声かけを見つけては種を蒔いてます。
挑戦自体は素晴らしいから、苦しくなくなるといいなー、数こなしていつか気付いてくれーって思ってます。
P先生のブログ、いつも誤字脱字なくてすごいなーと思います。一回も見たことがない。いつも心のこもった記事ありがとうございます!
P先生 いつも、温かい言葉、身に沁みます。ありがとうございます。「学校に合わない」、まさに、うちの中二男子がそうです。学校は合わないけど、でも適応に浸るのもイヤ、ということで、適応教室に行ったり、学校に昼から行ったり、中途半端な状態が続いています。見守る側も、今日はどっち〜??と毎日、ハラハラ。
動き出してはいるけれど、とことん納得してないのか?学校に合わなくても、精神的に大人になれば、うまく消化できるようになるのか?回復過程は行きつ戻りつ、なのか?悩みまくりですが、「学校に合わない」という彼の気持ちを共有しながら、母はドンと構えていくよ、と思いました。
p先生、ありがとうございます。
一人の私が細胞分裂して、ミニオンズの数に増殖して、「○△÷★〜!!!」と喜んでおります。
先生のお話は一話完結のように見えて、つながっていますよね。
読み込んでいくと、娘が気持ちを伝える時に、先生のコメントとリンクします。
娘のもどかしさが私も要約できるようになり、学校側にも伝えやすくなりました。
苦行、と書いたのは、本意が伝わらないやるせなさです。
凝り固まった思考をほぐそうとしても、「私のことを否定された!」と自動変換され、良かれと思ってした言動がフルボッコに合い、私も娘もイヤ〜な気分になるだけで不登校変化無し。
今は自分の気持ちを吐き出してくれる環境を維持しようと思います。
HSC以上の娘は、家では不平不満をマシンガントークですが、放課後登校の担任の前ではカオナシになるそうです。
「ん、ん、」しか言えない、と本人が言っており、笑いました。
P先生
小4のコロナ一斉休校明けの2学期から不登校気味の娘がいます。
私立幼稚園から系列の小学生へ通い、そのまま中学に上がるか外部受験しようかというところでしたので、小6の新学期に復帰できるように(どちらにせよ出席日数が関わってくるので)ゆったりとエネルギー補充させてきました。娘も「公立は絶対イヤ」でしたし、その後無事に6年生で完全復帰できてホッとしたのもつかの間…担任の先生が感情的な方で毎日自分ではなくとも誰かが叱られている様子を見聞きしたりしているうちに、また行けなくなってしまい昨年6月より完全不登校状態です。
でも中学は出席日数を気にしない外部の中学を受験すればいいし、塾や家庭学習だけ頑張ればいいかな…と思いきや勉強系に全く取り掛からなくなりました。娘は学校に裏切られた気持ちでおり、学校大嫌いで辞めたいと言っていたのでそれが原因かと思っていましたが、主人に「じゃあ何で塾にも行けないの?」と言われてしまい、私はよく分からなくなりました。
不登校の理由。。。はっきり分かれば対処できそうですが、今は娘の気持ちもよく分からないし自分の今までの子育てを否定されたような気持ちでいます。特に私立に通っていると僻みなのかよく分からない理由で責められることもあるので。