ASDやADHDの子。
イライラしやすいですよね。
怒ってかんしゃくを起こすこともあるだろう。
困りますよね。
子どもが爆発すると、もちろん周囲も困るし、本人も困る。
みんなビックリするし、本人だって不本意だろう。
そう、爆発した本人だって傷つくのだ。
急な大爆発はできれば避けたいところ。
でも、子どもは爆発する。
ASDにかんしゃくはつきものだし。
ADHDも、衝動的にカッとなる。
あ、HSCもか。
キャパを超えると大爆発することがある。
困る。
とても困る。
大人が見るとそんなことで⁉︎ という内容で大噴火する。
いつ爆発するか、周囲も本人もビクビクだ。
子どもはよく爆発する。
感情のコントロールが未熟だから。
そりゃそうですよね。
「こ」りゃ「ど」うやら「も」うアカン
って書いて、「こども」だから。(妙な語源を作り出さないで)
中でも、発達特性のある子。
え、ちょ、マジかってことで爆発する。
もう、マジ勘弁してくれって感じ。
マジサラダ記念日。
でも、この大噴火が前もって分かってたら、ちょっと楽じゃない?
噴火の予測ってできるもんなの?
嫌なことがあっても、基本的には抱え込む子。
抱えて、抱えて、最後に大爆発する。
そんな性格の子。
その最後の一滴がしょーもない内容なもんだから(本人には悪いんだけど、周りから見るとしょーもない内容に映っちゃうのよ。)、周囲は「???」となる。
ADHD特性(衝動性)があって、イライラが高まると、結局最後は些細なことで爆発するのよ。
結構困ってた。
この子がね。
最近、爆発予告するようになったんです。
ん、爆発予告?
なにそれ?
聞くと、朝一番で
と先生に申告する日があるのだとか。
スゲー。
爆発って分かるもんなの?
確かに大爆発を起こす日は、朝からイライラしていたり、前日にトラブルがあったり、疲れが溜まっていたりする傾向にある。
一般的にそうだろう。
ご機嫌な状態から一気に噴火するより、もともとイライラしているところにきっかけがあって大爆発! が多い。
これを、この子は自分でキャッチできるようになったのだ。
それはスゲーや!
しかもしかも。
爆発予告をすると、結局爆発しないんだとか。
曰く、先生に申告することによって自分でもキッチリ自覚するからじゃないかと。
「今日の自分はアブナイな」と自覚することにより、爆発が未然に防げる。
申告することで、先生もケアしてくれるし、自分でもケアする。
結果爆発しないで済むってことだろう。
あまりにスゲーや!!!
爆発は困る。
そして、ゼロにはできないだろう。
特性のある子は特に。
ゼロにはできない。
でも、自分で気づいてケアすること、同時に大人にもケアしてもらうことで、防げる爆発ってあるようだ。
爆発予告。
物騒な文言だけど、めっちゃ平和的な解決方法だ。
予告し自覚することで、結局防止になる。
爆発しちゃったとしても、予告なく突然されるより、周囲も対応しやすいだろう。
本人の傷も浅そうだし。
アブナイと思ったら「今日は爆発しそう!」って言っちゃうの、大いにアリだ。
大人もパクったらどうだろうか。
「あー今日はなんかヤバい」って、口に出してみる。
そうすることで自分でキッチリ自覚し、ハーゲンダッツ食べたりキンキンに冷えたビール飲んだり、ケアできるって寸法だ。
周囲も、本人もハッピー。
こんな日は、仕事も家事もぶん投げてですね。
自分を甘やかす日があってもよさそうだ。
「お」しごと「と」くに「な」にもしない
で、「おとな」ですから。(また妙な語源を)
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私も爆発予告します(^^)滅多に怒らないタイプですが、溜めて溜めて溜めきれない時
爆発💣します。
その前に、それ以上八つ当たりしたら
ママもイライラするからやめて。
とか、何度も言わせる子供におこぷん何秒前と言いカウントダウンしています。
でも、そういう時は爆発しません。
新しい習慣流行ったら良いですよね笑
爆発予告。自分がイライラしていて、誰かといるとトラブルになりそうな時って、ありますよね。
「私今疲れててイライラしてるし、気にしないで1人にしておいて」
昔、学校であった事のイライラを引きずって、母に余計な的外れな気遣いをさせて結局爆発して、父にその理由を聞かれて自分の本音と違う答えを無理にひねり出して、余計に父との溝を感じる前に、そういえばよかったんだろうな、とこのブログを読んで思いました。40年前の自分に教えてあげたい。
もちろんブログに書かれているお子さんの様に、爆発するとの予告で気にかけてくれる大人がいると安心できるタイプのお子さんも多いと思います。「イライラ」や「不安」を溶かすのは、やっぱり「安心」。
大人になってから、自分が不機嫌だと思ったら、私は、ごめん、お母さん眠いからとか、疲れてるから離れてて、と子供が納得する様な理由を口にして1人になってます。そして寝るか、ゴロゴロして好きなものを見たりすると、随分ましになります(スイーツは後で買ってこようの計画を立てる)。
大人になると、自分を休めるための繭を作るのも上手になりますね。そんな時にはたまに、昔読んだマンガ 日渡 早紀「アクマくんブラック・ミニオン」の、女子高生が、人間の善の心と力を育む白い繭の中に、眠りながらくるまるシーンを思い出します。子供の時に好きな漫画やラノベ、アニメに浸って、ひととき他人の人生を生きるって、ずっと時間が経った後、思いもかけない形で自分の力になりますね。