起立性調節障害。
朝起きられない病気。
ってことは将来就ける仕事も限られる。
つらたん……なんなのこの病気……。
いやいや、未来は明るいですよ。
起立性調節障害の子。
そりゃもう、ガッツリ起立性調節障害。
朝起きられないし、頭痛もある。
だるいし疲れやすいし。
まじメトリジン。(まじメトリジン?)
この子が、ですよ。
この春、とんでもない夢を叶えた。
マジすげー。
本当にすげー。
具体的に書けないのが残念だが、日本人の98%が「そりゃスゲー」って言うと思う。
驚愕度98%。
スペクタクル超大作。
全俺が泣いた。
僕の患者さんから、これを叶える人が出るなんて。
マジ卍。
起立性調節障害だから出来ないってことは、ないんだと思う。
なんでもできるよ。
※もちろん個人差や症状の強さで、調節せざるを得ない場面はあります。でも、想像よりずっと小さな調節でよい体感がある。
この病気、ちょっと変わっててさ。
本人が「やりたい」「頑張りたい」と思えば、案外出来ちゃったりするのよね。
メンタル要素が大きく関与する。
この子も、これまでしんどいこともあった。
冬に調子が悪くなるタイプで。
特に寒い時期は学校の出席とか夢への挑戦とか、やることはたくさんあるんだけど身体がついていかなくて。
そうすると、精神的にも落ち込んで。
でも、折れなかった。
ちゃんと行動し続けた。
そしたら。
夢を叶えよった。
超絶かっこいい!!!
もうね、全俺が泣いたよね。
全俺が震撼。
今起きられない子。
学校に遅刻したり、欠席したり。
朝礼でぶっ倒れたり。
体育で力尽きたり。
宿泊行事に戦々恐々としたり。
大丈夫。
未来は明るい。
今しんどくても、「アレもコレもできない」と悲観的になる必要はない。
病気で諦める必要はない。
チャレンジしてほしい。
欲しいものは取りにに行ってほしい。
この子だって、今後も心配はある。
起立性調節障害の症状は、これからもついて回る。
朝起きられるか、タスクが溜まった時どうなるか、そして冬時期はどうか。
夢を叶えて、ここからがスタートだ。
だけど、きっと大丈夫。
ずっと追いかけてきた夢だもの。
なんとか乗り越えてくれると信じている。
こと左様に「やりたい」の力は大きい。
起立性調節障害。
朝起きられない病気。
なんだけど、進路を狭める必要はないと僕は思っている。
今できないことがあっても、未来は明るい。
つくづく変な病気だ。
でも、だからこそ感動的なラストがあなたを待ち受けている。
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先生のお話を読ませていただき、焦らず見守ろうと思っているのですが、周りの声や焦りもあったりでブレブレです。週に1回くらい色々言ってしまいます。怒ってはいませんが、息子にストレスを与えてしまっています。
現在中2で、中1の2月から半分くらい学校を休んでいます。2月からすると体は良くなっているように見えます。朝起きられる時間が早くなり、朝ごはんも食べるようになりました。でも5月は遅刻でも学校に行けていたのに、5月の終わり頃から行けていません。メンタル要因が強くなったように見えます。家に1人でいる時間が長くなって余計に悪くならないか心配で仕方ありません。
先生のお話とコメントを読ませていただき、大丈夫!と思うようにしています。今回のお話も希望が持てました。ありがとうございます。
先生のブログの更新がいつも楽しみです。
中2のHSCの娘、小5は一年別室登校、小6は別室登校~3学期に教室復帰。
中学入学後、またまた不登校になりまして…
小学校は行けてたのに新しい環境に行かなきゃいけないのにいけない自分と葛藤していたようで朝も起きれず、ODの診断を受けました。
メトリジン飲んでも良くならず…本人は悶々とした一年でしたが私は想定内(笑)
焦らず普通に過ごしていたらなんと2年から急に教室復帰。
しかもまさかの運動部に途中入部。
疲れやすいから疲れてはいるものの毎日仲良しの友達のため、好きな部活のため、起こさなくても起きるようになりました。
何よりやりたいことがあることが薬より効くようですね。
驚愕度98%...見当もつきませんが、おめでとうございます!夢を叶えたって事は、多分中学生か高校生ですね。
起立性調節障害はよくわかりませんが、やりたい事があれば、今は朝起きられてなくても大丈夫って、やっぱりそうだなと思います。
それなりの規模の大学なら、選択授業の取り方で、一限を出来るだけ避けたり、一限だけどそんなにいやじゃない授業にするなどの調節はある程度可能になって、朝起きるという面では楽になりますよね。部活も中高に比べると組織として上を目指すものも少なくなって気楽。
進学じゃなくて就職なら朝はそこまで余裕がなくても、部活や何のために役に立つのかわからない宿題はないでしょうし。専門課程が興味のない事だと詰むので、目的がないなら進学じゃなくて働いて報酬を得てもいいと個人的に思いますが(ただ、それほど興味のない事も、やってみたら意外と面白い場合はあります)。
今いるここに楽しい事が見つけられなくて朝起きられない子も、むしろ見つけられないでいる子こそ、もし自分からやってみたい事ができたら、取り敢えず踏み出せばいい、次に心を動かすものに出会うのは、いつになるかわからないのだから、と思います(もちろん、何かしたいという気持ちが湧いてくるのは、ある程度気分が上がった後でしょう)。
人間関係だけで学校が辛いなら、場所が変わればリセットできるでしょうが、普通に学校の中で学ぶ事の中から、更に学びたい事を自分で勝手に見つけて大学進学していった、子供の同級生達と比較すると、今学校が合わない子は進路も個性的になる確率が高いのかも知れませんね。いわゆる趣味に全振りした進路に集まる子達は、個性的で、追いかけたいもの話したいものをきちんと持っていて、素敵ですよ。
先生、いつも親が元気になるお話をありがとうございます。不安になったら何度も何度も読み返しています。
息子が起立性調節障害になって1年半が経ちました。
半年過ぎたころから「きっとメンタル込みの起立だよね、、」と気付き、半ば不登校になることを覚悟。中1では、体調も悪くメンタルも底辺、、夜になると将来に不安を感じマイナスなことを私に吐き出していました。中1は、数えるほどしか通えませんでした。
その間、先生のおっしゃる
とにかく、、
家を快適に❗
を実践。
親子4人&一匹で、のびのびと過ごしました。
そして、中2
始業式は、親友に迎えに来てもらい歩いて登校。車椅子も杖もなし。初めて最後まで出席して笑顔で帰宅。ただ、疲れが半端ないらしく、その後は、週2くらいのペースで私の送迎ありで通っています。理解ある先生方や友達に感謝です。今週にある修学旅行は、行けそうです。
昨年の状況から考えると嘘のよう、、
スローステップですが、
彼なりに、不安いっぱいの中で自分のできることをやれています。
はなまる💮です。(鉢&チョウチョ付き)
今回のお話、息子に伝えました。
去年だったら、伝わらなかったと思う。
今だからこそ、
ふぅーん、そっか。大丈夫なんだ。
そう感じてくれたようです。
それで十分。
先生、いつもありがとうございます!
ありがとうございます。先生。勇気が出ます。
ウチの子どもも、不登校ですが主にOD要因です。ですが美術系の学校に行きたいというのでそちらに進路を見据えてやらせてます。勉強はしないけど、一応週に5回の授業は今のとこ皆勤賞で行っています。
親としては学科の勉強は??とか言いたくなりますけど、余計なことは言わないでのんびりと見守ります。