最近書いている、「話を聞いてください」関連で。
受け入れられないんですけど。
そんなとき、どう考える?
無茶な要求。
ちょっ、アンタ、そりゃ無理よって内容。
ありますよね。
あるある。
当て付けか!
とか、
とか、
とか、
とか。
挙げればキリがないんだけど。
さすがにちょっと……って内容。
無理難題。
前世かぐや姫? みたいな。
自分はいいけど他人はダメ。
すべて自分を優先しろ。
自分ルールに家族も従え。
不都合は全部人のせい!
とか。
いやー。
受け入れられないよね!
寝言は寝て言えって思うよね!
どうしましょ。
これね。
多分本人もわかってる。
例えばこの子で考えましょうか。
当て付けか!
この子が学校に行けなくてしんどい思いをしているのは分かるけど、でも弟の学校のことも、確認や決定が必要だし。
無茶おっしゃる。
あっちを立てればこっちが立たず。
一体どうしたら……。
これねー。
多分お姉ちゃんも分かってるのよ。
私は学校に行けなくてつらい。
でも弟の学校のことも確認や決定が必要。
そのまま理解している。
分かってるんだけど、ムカつくわけ。
私はしんどいし、弟と比較されるとイタイし、とにかくムカつく。
だから、
私は学校に行けなくてつらい。
↑こっちについて主張してる。
でも弟の学校のことも確認や決定が必要。
↑こっちは脇に置いてる。
よって、
当て付けか!
この主張の正当性が成り立つ。
彼女の中ではね。
「自分の不登校」にフォーカスしてるから、正当なのだ。
「弟の学校」は、今は脇に置いてるからね。
勝手だけど。
つまり、自分の都合で弟の学校については脇に置いている自覚がある。
分かってるけど、「今は私にフォーカスして! 私を尊重して!」って言ってる。
ここまでいいでしょうか。
じゃあ、どう対応するか。
そのくらいつらいのね。
こんな感じ。
主張をそのまま了承する。
これだけでよい。
実際に、実現させなくていいってこと。
弟を無視しなくて良い。
必要なことは話せばよい。
「理解されること」と「実現すること」は異なる。
そして往々にして、お子さんが望んでいるのは「理解されること」だ。
親御さんが思うほど、実現にこだわっていないケースが多い。
※ココ、親子でめっちゃズレてるところ。テストだとみんな間違える場所。お子さんはよく分かってるし、無理なことの実現は望んでいない。よくよく注意してください!
だって、お姉ちゃんも分かってる。
弟の話は必要だって。
「絶対に弟の話はするな。断じて許さん!」って言ってるわけじゃないんだ。
「そのくらいしんどい私を見て」ってこと。
自分自分自分自分! って言ってる。
自分の話しかしてないの。
無理難題を吹っかけてくる子。
全てを実現させる必要はない。
というか、言うこと聞いちゃうと事態を悪化させる可能性すらあると思う。
※子どもに怯えて腫れ物扱いになっちゃう。子ども、とても傷つく。
あなたの言い分は理解した。
でもゴメン、実現はできない。
このスタンスでいいと思う。
できることはやってあげてほしい。
できる限り寄り添ってあげてほしい。
でも、無理なものは無理ですよね。
それをそのまま伝えればいいと思う。
一緒に代替手段を考えてくれない?
でも、こういった理由で〇〇もどうしても必要なの。
そのまま伝えればよい。
その時は逆上するかもしれない。
でも、
この2ステップを踏めば、ほとぼりが冷めた頃には子どもも納得する。
ヒートアップしてると、どうしても素直に聞けないのよね。
こだわりやかんしゃくの特性のある子は特に。
無茶な要求は、「理解」する。
「実現」しなくて良い。
かぐや姫系のその子、結構分かってますよ。
無茶な要求をして、親御さんがどう反応するか、試している感すらあると思う。
無理なものは無理。
できないことはできない。
振り回されなくていいと、僕は思う。
View Comments
無理な物は無理なんです。
「年齢制限のあるゲームをダウンロードしたい!!」
まだ○歳じゃないから○歳になったらね。
でも本人理解出来ないんですよ。同級生でやってる子居るから。○くんはやってる!!ってなる。
うちはルール違反はしないと伝えても伝わらない。
暴れて物を壊そうとするし、対応しきれません。
やりたいんだね。でも出来ないんだよ。
で通じればどんなに楽か・・・
愚痴でございます。
理想と現実にはギャップがありすぎる。
医師が理想論を伝えるしかないことは理解しています。
だから当事者は愚痴って精神を保つしかないのです。
かぐや姫系ではないんですが。小さい頃、「今ココ目の前を生きて」いて切り替えが難しく、「気持ちはわかるけどご希望には添えません」の連続だった子が、たまたま今日子供時代を振り返って、「もう十分ぐずったから、ごねなくてもいいかなと思って。だんだん流れが見えてくる。ワンパターンになってくるからね」と、笑って言ってました。人より長くぐずっていたから、成人後も本人が覚えているのだろうと思いますが、物事にはいつか終わりが来るんだなあと、しみじみしちゃいました^_^。