突然だが、Eテレの『おかあさんといっしょ』という番組をご存知だろうか。
幼児向けの番組で、60年続いているらしい。
僕はにこにこぷん世代。
じゃじゃまる、ぴっころ、ぽろり。
同世代の方も多いと思う。
ここだけの話、僕はいまだに好きで見ている。
休日とか。
30代のオッサンがすみません。
今はにこにこぷんじゃなくて『ガラピコぷ〜』という人形劇。
まだお子さんが小さい方なんかはご覧になる機会も多いだろう。
チョロミー、ムームー、ガラピコのやつ。
で。
この登場人物、発達障害を意識してキャラ設定されていると思う。
僕のみたてとNHKの思惑について、勝手な推測を書いてみたい。
番組のターゲット年齢にまっっったく入らない30代のオッサンがすみません。
チョロミーはADHDだと思う。
落ち着きがなく、バタバタ動き回るトラブルメーカー。
好奇心旺盛で、何にでも首をつっこみ、よく叱られている。
でも懲りずにまたやる。
反面何かに熱中すると、人の話が耳に入らずぼーっとしてしまうことも多い。
極めつけは、部屋が汚い!
ガラピコは自閉スペクトラムだと思う。
中でもアスペルガーと呼ばれる、コミュニケーションの難が目立つタイプ。
空気が読めず、思ったことをそのまま口にする。
「今それ言っちゃダメ!」と見ているこちらがハラハラさせられる。
別の星から来たロボットという設定なので、この星での「当たり前」がわからない。
常識、普通、が通用しない。
気になったことは「なんで? なんで?」としつこく食いさがる。
食べ物は食べられず、他の2人が食べているところを「観察します!」というのもASDの偏食っぽい。
少なくともこの2人は発達障害を意識していると思う。
ちなみにムームーは、気弱な定型発達か、一部HSC的。
真面目で繊細。
鍋つかみが親友で、落ち込むことがあると彼(?)に気持ちを吐露する。
唯一の常識人で、チョロミーとガラピコの暴走を止める役目。
今までの人形劇のキャラクターにもそれぞれ性格や役割があったが、
ガラピコぷ〜のそれは発達障害の性質が濃いように思う。
オープニングソングも
「デコボコ友達 仲間たち」
という歌詞。
発達の凸凹を示していると思う。
NHKに確認をとったわけではないので完全に推測なのだが、
いろんな子がいるよ!
というメッセージだと思う。
いろんな特徴を持った子がいて、ドタバタしながら友情を育んでいく。
僕が好感を持つのは、
このメッセージがまったく説教くさくなく発信されているところ。
「チョロミーはADHDだから配慮しましょう」
というスタンスではない。
あわてんぼうでおっちょこちょいだけど、それがチョロミー。
空気が読めず変なことを言うけど、ガラピコってそういう子。
当たり前に許容されている感じ。
すごく好きだなぁ。
理想的だと思う。
発達障害だから、と括るのではなく、一人ひとりの個性として受け入れる。
本人たちも、やらかしながら少しずつ成長していく(もちろんまた繰り返すけど)。
それができたらいいなぁと思う。
ガラピコぷ〜を見て育った子供たちが、将来出会うADHDや自閉の子に対し、当たり前にありのままに受け入れられるようにという、NHKの制作意図かなぁと勝手に思っている。
ガラピコもチョロミーも、やらかすけれども友達思いでとても優しい。
それがうまく噛み合ったり噛み合わなかったり、ドタバタ展開していく物語。
現実でもそういうこと、ありますよね。
とても優しいお話だと思う。
僕はとても好きだ。
オッサンだけど!
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偏見持ちすぎwwwwww
P先生こんにちは!
ガラピコぷー、終わってしまいましたね。
未来のチョロミーの
「いろいろ うまくいかない事、いっぱいあると思うんだー。
でも、あなたは 大丈夫だから!」
子供に言ってあげたい、と思うと同時に、
自分も言ってほしい台詞なんだな、と気付いて
涙が出ました。
夫婦そろって毎日たのしみに見ています。保育士夫婦です。同じ考えだったので、コメント失礼します。ここまで同じ見方で見ている方がいらっしゃって共感!嬉しいです◎大人のわたしたちが考えさせられる物語で面白いですよね。3月で終わってしまうのは寂しいですが、仰る通り、見て育った子どもたちが自然と個性を認め合えるように育つといいですよね。ありがとうございます!
考え方歪曲してるだろ笑
どうしたらそういう曲がった考えになるんですかね。
ただ普通にみんな個性的だって言えば済む話じゃないですか。
発達障害について、見解と言うより侮辱していると思うのですが。
今更コメントすみません。匿名様が、何か発達障害の専門だったりしたら申し訳無いんですけど、何もお知りで無いようでしたら、もう少し知識を付けてからコメントや、批評を言ったらどうでしょうか?